お姫様みたいな君* ページ12
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北斗side
「A、…」
優吾「あれ？Aちゃん寝ちゃったの？」
「あぁ、…うん」
高地のその言葉にジェシーと慎太郎はAを見る
ジェシーが繁華街で見つけてきた高校1年生の女の子
この家に来た時は、俺たちに怯えてジェシーの後ろに隠れていた
外に出ていないのかと思うほど白い肌
腰あたりまであるふわふわした髪
クリクリの茶色い綺麗な瞳
真っ白のコートに黒いワンピース
首にはネックレスをかけていて、
まるでどこかのお姫様みたいだった
話せば普通の女の子
初対面なのに当然のようにタメだけど
礼儀はまぁ、なってる
…のかな？
だけど、時々常識を知らない
ジェシーの部屋を見た時なんて
「物置部屋？」
と小さく呟いていた
まぁまぁでかいのにそんなこと思うなんて、明らかにおかしい
よく見れば、キャリーバックも洋服も
有名なブランドものだった
紅茶を出せば、ティーバッグを飲んだことがないというし
…絶対金持ちじゃん、こいつ
彼女の隠していることを、知りたくない、と言ったら嘘になる
でも、いつか彼女が話をしてくれるまで、俺は待とうと思う
「…じゃあ、俺、A運んでくる」
ジェシーたちに一言、そう言い
Aを抱きかかえてリビングを出る
驚くほど、Aは軽かった
ほんの少しだけ、怖くなったのは事実
Aは、
大切に扱わないとダメだ
樹も、本当は良い奴だけど酔ってると時々女遊びが激しくなる
ジェシーと慎太郎は馬鹿、女の気持ちがわからないかもしれない
上手く、やっていければいいけど
「…おやすみ、A」
俺が呟いた言葉
Aに聞こえていただろうか
“樹に惚れられると、めんどくさいよ”
まぁ聞こえてなくても、きっといつか気づくだろう
…これから、大変になるかもね
もしもの事があったら
俺も、手を差し伸べてあげるよ
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ひめくん - 音さん» コメント、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなってしまったこと、そしてミスが多くて申し訳ございません。全て直せたと思います！本当にありがとうございました！ (2020年5月10日 23時) (
レス) id: cfcabd81f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひめくん - ゆとりさん» コメントありがとうございます！そして返信、遅くなってしまい申し訳ございません。とっても嬉しいです。間違い直しておきました、ありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: cfcabd81f0 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年3月2日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 傷つかない方法のここの台詞 北斗「まだ、あの2年残ってる。 考えれば、○○←名前が助かる方法が見つかるはず」 これ正しくはまだあと2年ではないんでしょうか？ (2020年3月2日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 変わる心情のここの部分 まだ1ヶも一緒にいない人達なのに 信頼してる これ月が抜けてませんか？ 正しくは1 ヶ月ではないんでしょうか？ (2020年3月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひめくん | 作成日時：2019年6月1日 14時
