続き ページ36
女「どゆこと?」
女「元々は本当にそこら辺にいる純粋な女の子だったらしいんだけど、同棲してた彼氏に出ていけって言われて何もかも失った。この街でふらついてたらその彼氏と信頼してた親友が浮気してたんだって」
女「え、むっちゃ最低やん笑」
女「しかも殴られたらしい。その時にGENERATIONSのメンバーに会って、入ったんだって」
女「え、なんか凄い歴史笑」
女「最初は私も男好きなのか?とか思ったけど、やっぱり傷ついた女の子って変わるんだね。めっちゃかっこよかった。」
女「やっぱり努力って大切よねー」
オレはその話を聞いて鳥肌が立った。
半年前、出てけや!!ってAに怒鳴ったあの日。
初めてAに手をあげて置き去りにした、あの夜。
まさか、、、A?
いや、名前は分からないって言ってたから違うか。
でも、でも、
時間が経ってもその話が頭に焼き付いたまんまだった。
もしかすると、会えるかもしれない。
かすかな期待がオレの心を動かした。
Aに会いたい。
今までのことをちゃんと謝りたい。
もう一度、あの笑顔がみたい。
名前を呼んで欲しい。
あわゆくば、、、もう一度でいい。
Aと、やり直したい。
でもこの考えが甘ったるかった。
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作者名:はるのすけ | 作成日時:2020年9月29日 18時