助けて ページ41
Aside
?「おい」
後ろからドス黒くて低い声が聞こえた
ゆっくり振り向くと
街灯にてらされた男の人の姿
だ、だれ、、、
真っ黒な前髪から除く獲物を捉えた
まるで強い狼のような目。
その目はこちらを睨みつけていた。
「こんなとこでなにしてんの?」
男「は、カンケーねーだろ。」
「関係ない、ねぇ。、、ここ、よく人くるんやで?」
男「は、だからなんだよ」
「いや笑よくこんなとこでナンパできるなぁーって笑普通堕とすんやったらもっと別の場所あんのに、ヘッタクソやなぁ笑さっきから聞いてりゃ」
男「は?何様のつもりだよてめぇ」
「別に、何様でもないですよ笑?」
男「あぁん?さっきからうぜぇんだよ殺されてぇのかてめぇ。」
「殺せるもんなら来いよ。」
そう言って、私に抱きついてた男は
殴りかかった。
でも、
男「うっ、、グハッ」
「フッ」
男「なんなんだよてめぇ、、、」
狼のような目をした人は、男の人を無駄な動きをすることなく、一瞬で倒した。
男は何か文句をいいながら暗闇に消えていった
た、助かった、、、、
『あの、すみません、ありがとうございました』
「あ、いや、別に」
『何かお礼させて下さい!』
「お礼、ねぇ。じゃあ、」
少し考えたのか
妖しい笑みを浮かべながら私に放った言葉。
一歩一歩近づいてくる男の人。
でも不思議と嫌な感じはしなかった。
暗いから誰なのかわからないのに。
体の距離がものすごく近い。
その男の人は、どこか寂しそうな切ないような
不思議なオーラを放っていた。
前髪から除く狼のような目は、すごく優しい目をしていた。
私の頭をフワッとなでる大きな手。
「さっき教えた店、今度行こな?」
『か、、壱馬さん、、、?』
さっき席まで見ていた人と同一人物だなんて思えない
別人だった。
クールなイメージなのに、明るくて沢山話してくれて気配りできて、笑わせてくれて、、、
私の中ではそんな人だった。
今の彼は180°人格が変わっていた。
ねぇ、、、さっきまであんなに明るかったのに
なんでそんな寂しそうなの?切なそうなの?
私は一気に彼に惹かれた。
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senachan(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» 有難うございます! (2020年4月22日 7時) (レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - 最後めっちゃドキドキなりました!!!!次の作品楽しみにしてます! (2020年4月21日 21時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» 絶対読みます! (2020年4月1日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
senachan(プロフ) - ひなさん» 次回作、出来上がりました!翔吾くんのお話です。Repaymentという題名です。是非そちらも読んでみてください! (2020年4月1日 7時) (レス) id: 27ad05f2bf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 完結、おめでとうございます!とても、面白かったです!次回作も楽しみにしてます! (2020年3月31日 19時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるのすけ | 作成日時:2020年3月4日 16時