Red eyes girl

(名前)の過去 ページ2

私は、生まれつき瞳が赤かった。

だから周りの人にも化け物扱いされたし、

いじめられもした。

もちろん。親からも。

助けて欲しい。死にたい。そう思いながら

ホントの自分を隠すように生きてきた。

黒いカラコンをつけて。

そんな時街中で声をかけられた。

『ねえ、キミさ、アイドルになってみない？』

この瞬間から、私の人生が180°変わるなんて

想像もしてなかった。


世界合同アイドルオーディション

それは視聴者が練習生を見て投票し、

最も多くの投票数を獲得した者がアイドルとなる

1位になったアイドルはどこの事務所でも入れる。


私は、、、、、1歩を踏み出した。

もちろん瞳が赤いことは隠してある。

こんなの見せたらたまったもんじゃない



そしてまさか、、、、




『さあ、、最終結果です！！1位に輝く

BRANDNEWGIRLはプロデュースナンバー、、

13番月川Aさん！！』


私が、こんな立ち位置に立つなんて

数ヶ月前は夢にも見ていなかった。

アイドルになった私は事務所に入って

期間限定のアイドルグループで活動をしていた。

そんな中、とあるダンサーに惹かれた

しなやかで女性らしい動き。

この時の私は、運命的なものを感じた。

そして、必死にダンスを磨いて磨いて

自分を磨いた。


もっと、、、もっと、、、まだ足りない。

変わるんだ。


そこからLDHという事務所をしった。

アーティスト、、、

この時まだ9歳だった私はよく分からなかった。

でも、惹かれたんだ。

私はこの中に入りたい。

そしてオーディションを受けて、まさかの合格。


HIRO「ボーカルは白石魅麗さん。パフォーマーは月

川Aさんにお願いしようと思います。」

え、、、ちょっと待て。

たった、、たった2人？

HIRO「うちの事務所で2人だけのユニットは初だ。

沢山大変なことがあるかもしれないが、2人の才能は

見逃せない。」


そう言われて、武者修行が始まった。

正直過去以上にしんどかった。

その苦労や努力を経て

ついにデビューすることが決まった。


魅「やっと、、、やっとデビューできる！！」

『うんっ、、、泣』

魅「Aっ、、私と一緒に頑張ってくれてありがとう、、、。パフォーマーになってくれてありがとう。」

『照れること言わないでよー。泣いちゃうじゃん。』

『これからもよろしくね。絶対日本を代表するアーティストになろうね！！』

魅「うんっ、、、」


これが、、今までの私の軌跡

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