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佐賀美陣 side
ぎゃあぎゃあと騒ぐ声が聞こえてきて、あきやんと声の元を辿っていくと、アイツらはツリーの飾り付けをしていた。
なんでも、天祥院がAの為に買ったんだとよ。御曹司怖え。
明星｢あーっ！！ オッちゃん、そこばっかだとバランス悪い！｣
乙狩｢……？ む、そうなのか。すまない。｣
仙石｢あわわっ、届かないでござる〜っ！｣
高峯｢ん、変わってあげる。｣
『んぅ、くっちーしゃんはここらよ〜？』
朔間凛月｢ここね、了解。抱っこしてあげるからAやる？｣
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椚｢……騒がしいですね。相変わらず。｣
佐賀美｢そうだなぁ。でも楽しそうだな。｣
椚｢えぇ。それが彼等らしいと言うか、なんというか。でも、自分が笑顔じゃなきゃ人を笑顔になんて出来ませんよ。｣
佐賀美｢ほーん、あきやんもそんなこと考えてんだ。｣
椚｢これでも、彼等の幸せを願う教師ですから。｣
日々樹｢黄昏てる所アレなんですが、人手が足りないんで手伝ってください〜✩｣
椚｢待ってください……！｣
佐賀美｢分かったから、腕を引っ張るな…！｣
強引な日々樹に連れられて、輪の中に混ざる。
『みんな、いっちょ〜？』
日々樹｢はぁい！ 一緒に飾り付けしたいそうです！｣
『わぁぁ、！ ありあとー♡』
守沢｢結構楽しいですよ！｣
佐賀美｢お前達の騒ぐ姿見てたら何となく分かる。｣
『んふふ♡ みんないっちょ、たのちい！』
佐賀美｢そうかそうか、なら良かった。｣
強引な誘いではあったけど、楽しく飾り付け出来たと思う。
そして、最後はてっぺんの星だけ。
衣更｢A、ツリーを完成させてくれるか？｣
『あい！ おほちしゃま、よいちょっ、！』
明星｢かんせーーーい！！！｣
仁兎｢こうして見てみるとやっぱり綺麗だなー♪｣
天祥院｢折角だから、みんなで写真でも撮ろうか。先生、お願い出来ますか？｣
椚｢分かりました。じゃあ並んでください。｣
『にぃにー！』
瀬名｢ちゃんと分かってるから。｣
Aを中心に集まって並ぶ皆
Aこそ皆のアイドルだな。
椚｢行きますよ、メリー？｣
｢｢｢｢クリスマス！！｣｣｣｣
この写真は、アイドル科の至る所に飾られる事になった。
皆、とても良い笑顔の良い写真だ。
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作者名：サキ | 作成日時：2020年12月14日 2時
