お義兄さん ページ30
.
(数十分後…)
「……深い。話が深い」
「ケーキ食った後の博多豚骨ラーメン並に重いわ。今の話」
「轟くんって、妹思いになったのもそれがきっかけだったんだね。
シスコンは元からじゃないってのが意外〜」
「爆豪、Aに甘すぎでしょ」
疲れて眠ってしまったAの頭を肩に寄せ、さらさらの二色の髪に指を通す。
ちなみに、爆豪はAの頭撫でてるぞ。
「……おい。この状況誰もつっこまねぇの？」
「誰もって？」
「だーかーら！普通に見ておかしいだろうが！
男子が女子を簡単に
1人は兄妹だからいいとして、なんで爆豪は血も繋がってねぇのに許可なく触ってんだよ！！」
「あ？だから師弟関係っつってんだろうが。
話聞くくらいしろよクソ」
「峰田ちゃん、醜いわよ」
「美女触れてるのが一番気に食わねぇよ！
俺がちょっとでも近づこうとしたら、意味わかんねぇセコムが『Aが嫌がるだろ』って保護しようとするんだぜ？
轟Aが寝ている時くらい、俺にもちょ〜っとくらい触らせろや！
本人が寝てる時くらい触っても何も減るも」
「おいしょうゆ、こいつ縛って捨てとけ」
「あいよー」
爆豪に指示され、瀬呂がテープで峰田を縛り上げた。
ダルマのような姿になったそいつが地面で暴れるのを無視して、何人かが立ち上がった。
「まぁ。轟兄妹と爆豪の関係がわかったんだから、そろそろ解散すっか」
「Aちゃんも寝ちゃってるし…」
「俺、A寝かせてくる」
「うん、そうだね……って！？」
Aを横抱きにして立ち上がると、緑谷が驚いた声をあげた。
「…どうした、緑谷」
「どどどどうって別に！？ふぁっ！」
「きゃ〜！お姫様抱っこじゃん！」
「この姿、絵になるな…」
「……そろそろ、戻っていいか？」
「あ！あぁ、どうぞ。ごめんね」
「いや。別に気にしてねぇから」
クラスのみんなの反応を不思議に思いながらも、自分の部屋に戻る。
敷布団の上にAを寝かせ、掛け布団を上にかける。
暇になった俺は 畳に寝転がり、ぼーっと天井を見上げた。
「…A。お前もっと危機感持てよな」
ぼそっと呟く。
いつかはきっと、Aは誰かと幸せになるんだよな。
爆豪か？
爆豪だったら、俺どうしたらいいんだ？
義兄さんと呼ばれるの嫌だぞ、俺。
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ゆきや(プロフ) - さくらんぼさん» 夢主ちゃんを、どうしても「生徒」として見てしまう相澤先生が見たかった。うん。 (2021年10月23日 9時) (
レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - 相澤先生との絡みが好きなんだが。はぁ〜好きです。 (2021年10月22日 23時) (レス) @page46 id: e98feceda5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - あのさん» いつもコメントありがとうございます！！うん、頑張る。頑張りまするぜ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - 猫毬かなめさん» わぁぁ！！コメントありがとうございます！！！そんなに喜んでもらえるなんて……照れますな(*´꒳`*)まだまだ頑張りますので、最後まで宜しくお願いします！！！ (2021年10月20日 22時) (レス) id: 975810fdc8 (このIDを非表示/違反報告)
あの - ゆきやさん(；ω；｀*)このお話後ちょっとで終わるんですか( ｡ﾟДﾟ｡)終わらせないでぇぇぇ(。>д<)(訳:終わって欲しいけど終わって欲しくない)頑張って下さいぃぃぃ (2021年10月20日 18時) (レス) @page42 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきや | 作成日時：2021年9月24日 22時
