先輩のいじわる (ページ5)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:53,725 hit

5 ページ5

キュウヒョンに合わせて少しかっこつけてあそこ、なんて言っていたが、あそことはカラオケのこと

キュウヒョンはそういう性格だからね

ふつうに面白いから好き

「ヒョン、どうぞ」

「お、ココ、本当ありがとね」

飴玉を入れたポーチを受け取り、カバンに入れる

準備が出来、立ち上がった僕をみて、ココは机に手を伸ばした

「ヒョン、眼鏡忘れてはいけませんよ」

「うぅ…つけなきゃダメ？」

「…はい」

僕は普段眼鏡をしていない

だからか、眼鏡をつけると酔った感覚がするのだ

鼻筋が圧迫されての症状

それが嫌で、ココにつけなければならないのか、と、問う

ココは詰まったものの、意見は変えないようだ

先輩だもの、詰まってしまうよね

ココ、ごめんね、迷惑かけて

ココを含め他のみんなは慣れてて、すごいと思う

「ん、付けたよ。これでいい？」

「はい。ヒョン、眼鏡似合います」

「ココも似合ってるよ」

僕の眼鏡は白色

僕に似合う眼鏡の色を教えて、とメンバーに選んでもらったものだ

ちなみにココはピンク、カナヒョンは赤、ナアヒョンが黒、アマヒョンは緑、キュウヒョンが黄色でアランが水色

そういえば、この色違いの眼鏡が後にイメージカラーとなることは予想してなかったから、なったときは少しびっくりしたよ

「ヒョン達が待ってる。行こっか」

そう声をかける

ココは微笑みながら、はい、と返事をしてくれた