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「な、なんで此処に？」
D「私スタイリストだし
今度雑誌で特集するから下見に来た。
そしたらあんたが来るから
チャニョルとどうせ行くんでしょ？」
「……行かない、」
D「……ふーん。
どうでもいいから事情なんて
聞かないけど、買わずに出てくとか
あり得ないから」
「…ご、ごめん…」
ダラた大きな溜息をつき、白地の浴衣を
沢山手に取る
D「これ持って、試着室行って」
「…へ？」
D「とろい奴嫌いなんだけど」
これ、どういう状況……？
D「あーもうだから鈍感は嫌いなの。
チャニョルと別れても
チャニョルに浴衣姿見せたいんでしょ？！
それに協力してあげるって言ってんの」
「…ダラ……」
D「勘違い、しないでよ。
あんたの事好きな訳じゃ…」
「ダラ大好きっ…！」
あまりの嬉しさに、思わずダラに
抱きついてしまった
_
試着室にて、持たされた浴衣を確認する
ピンクの花模様や大きな花がたくさん
描かれたもの、ストライプのものや
紫陽花柄など、全て違う柄だった
一つずつ着て、ダラに見せる
"似合う"とも何とも言わないダラは
D「次、着て」
それしか言わない←
最後、紫陽花柄の浴衣を着て、仕切りを開ける
D「…ん、オッケ。
着た中で、どれが一番似合うと思った？」
「…え…」
D「モデルだから、それくらいわかるでしょ？」
「…紫陽花……」
D「…いいんじゃない?それ買いな」
試着室のカーテンを閉め
着替えに戻り、浴衣を購入しようとしたが
お会計は結構ですとレジのお姉さんに
止められタダ買いをしてしまった
なんでだろ………
「…ダラ」
D「何？」
「今日はありがとう、」
D「うん…」
変な空気が流れる私達
D「本当は、黙ってようと思ったけど
A、ムカつくから言う」
「……？」
.
D「その浴衣、チャニョルが
Aに似合うって言ってた。
Aにしか似合わないから
これ取っといて、って」
明日の花火大会
もしかしたら、
運命の糸達が
動き始めるのかもしれません
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せいな(プロフ) - 楽しみに待ってます＼(^^)／ (2015年8月15日 14時) (
レス) id: 2806b0a3d3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - お話はちゃんと後ほど公開いたします。パスワードはちゃんと外しますのでお待ちください。 (2015年8月15日 13時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
スタァ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワードは公開できるようになったら外されるのでしょうか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: ca85df6dda (このIDを非表示/違反報告)
マオ(プロフ) - パスワード教えてください！いつも楽しみに読んでました！！ (2015年8月15日 11時) (レス) id: 66629e8068 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - パスワード公開は致しません！もう少々お待ちください。 (2015年8月15日 11時) (レス) id: 1d2246f2f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リナ
| 作成日時：2015年4月19日 7時
