君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

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私と君は…お互いの世界の秘密を知る相手だった。


転校生で上手くやっていけない私に居場所をくれた君を…ずっと近くで見てきたから。




私は1番好きになった。







でも今、私を闇に突き落としような人と

私の好きな人は…一緒にいて









「…どうして」




蘭奈「だから、シてたの！…恭くんってすごく上手なんだよ〜？♡美海も1回くらいした？」






やめて…







恭「ねぇ、さっきから勝手に何言ってんの？」








やめて…







蘭奈「恥ずかしいの〜？♡さっきまであんなに私を求めてたのに///」






やめて…！！！！！









「私、どこに行っても…結局ダメじゃん」




恭「美海ちゃん…」









私は御子柴くんと、この世界を共有してるって勝手に思ってた。

彼の中でも…私は特別なんだと自惚れていた。









「私は、御子柴くんが…それでも全部だったから…」








アスファルトに悲しみと涙が落ちて滲む。
全て…どうでも良くなってしまうほどに









恭「美海ちゃん！！！！」


蘭奈「だめ！約束は…守ってよ」









私はその場を後にした。

ただ走って、2人が見えなくなるまで走って…








それから……




それからどうしたらいいんだろう。







私の世界はまたあの頃に引き戻されるの？









「…っ！！」






今はただ、流れて止まらない涙を拭うことも出来ないくらいに風を受け…走った。

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