君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

88 ページ38

あれから、目まぐるしく色んなことが起こった文化祭は終わった。


私たちのクラスは全校で1番人気だったそうで
これから文化祭の打ち上げだ






六条「上城さんも行くよね！」


「う、うん！」





体育祭の時は行けなかったから、さすがに今回は顔を出さないとまずいかな





恭「じゃあ一緒に行こっか！美海ちゃん」


「うん！」






今日一日で色んなことがあった。

かわいい服着て接客とか、好きな人と文化祭を回るだとか…


それに、蘭奈と再会することになるだなんて




全く考えてもいなかった。

でもこれが…普通の高校生なんだ









「なんだが…不思議」



恭「ん〜？どうして？」


「前までの私だったら怖くて逃げ出していたような事でも、今は全然怖くない。」




恭「…みんないるからね♡」


「うん！」









――――――――――――――――







六条「よーし！みんな歌えぇぇー！！！！」





まさかのカラオケ！！！！
私、カラオケ来たのとか久しぶりすぎて…



私はその場の雰囲気にしばらく圧倒されていた。


でも私も何か…








健人「美海、歌える？」


「あぁ…まぁ歌えないことはないけど」






声楽部辞めてからちゃんと歌ってなかったし


ちょっと恥ずかしいなぁ…









恭「一緒に歌う？」



「え！？」




恭「歌おうよ♡ほら！この曲ならわかる？」


「う、うん…」

89→←87

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す