松野家次男と四男の愛が凶器にしか見えないんですが！？【おそ松さん】

五月蝿い ページ12

おそ松side


うるさいなー・・・

誰だよー

まだ朝の9時だよ？


先ほどから聞こえてくるのはシュッ・・・シュッ・・・という何かをこするような音


おそ「誰ー？静かにしてよ」


うるせーな

やめろって言ってんだけど


チョロ「もう、うるさいよー・・・ヒッ、あっ・・・えっ・・・」

おそ「どしたー？チョロま・・・」

トド「いいいいっ・・・いちっ、一松兄さん！」


どうやら十四松以外はみんな起きてたようだ


おそ「なにしてんの！？バカじゃない？バカなんじゃない！？」

一「おはよう、おそ松兄さん」

おそ「おはよう・・・ってそうじゃねぇぇぇぇぇ！」

チョロ「一松！？」

トド「一松兄さん！？いつもの闇キャラどこいったの？なんでそんな晴れやかな顔してるの！？闇松兄さんはどこ！？」

一「はははっ、トド松。僕はいつもと変わらないじゃないか」

チョロ「はははっ！？ヒヒッ、じゃないの！？僕って言ったよね！？一松！本当にどうした！？」

おそ「一松・・・とりあえず、その包丁おろそう」


先ほどから聞こえていた、何かをこする音は一松が包丁を研いている音だった


一「わかったよ。研ぎ終わったらすぐに片付けるから」

おそ「なにに使うの？」

一「大切なものを保存するために使うよ」

おそ「あー・・・うん、わかった。早く研いで片付けて」

一「うん」

チョロ「はっきり言うと気持ち悪いぞ、一松」

トド「むしろ恐怖すら感じるよ！？」

おそ「ほっとこう・・・」

チョロ「ねえ、Aとカラ松は？」

おそ「さあ、知らね」

一「チッ・・・」



Aとカラ松の名前だした瞬間息苦しいぐらいの殺気を感じた


冷や汗が額に滲む



おそ「一松？」

一「なに？おそ松兄さん？」

チョロ「うわー、笑顔明るすぎて誰かわかんない」

トド「僕、何にも見てないから・・・」

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