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第34話 ページ37





当たり前のように一位になり帰ってきたジェルくんはるぅりーぬに喜んでもらえて嬉しそう

優しい瞳で微笑むジェルくんはまるで2人のお兄ちゃんのようだった

そんな2人のやりとりに釣られ私の頬も緩んでいると次の競技案内の放送が流れ始めた


A「…次は障害物走ですね。私、行ってきます」

るぅと「もう(障害物走が)次ですか…では僕達も行きますか」


…ん?


A「ど、どちらへ…?」

るぅと「それは……。後ほど分かりますよ」


答えを濁されてしまい何を言っているのか全くわからなかった…。

けど時間がなかった為聞く事も出来ずに足早に入場門へ向かうことになった



障害は全部で3つ

何をさせられるのかは走るまで分からない状態なんだけど…

目の前を見る感じ嫌な予感しかしない…

中間地点には洗面器や桶が置いてあったり、一番最後には人が1人入れる程の簡易建物みたいなのが全部で6つ…


もしかして…これがさとみ先輩の言ってた大変な競技ってやつ…⁉

あぁ…

走るのが苦手だから私なりに一番楽そうなこの競技にしたのに…

選択を誤ってしまったようです…泣



よーい、スタート!

パァン!


ピストルの音が響き渡るとみんな一斉に駆け出す

少し走ると一枚の紙が地面に置かれていた


何か書いてあるのかな…?

そう思いピラッと巡ってみると…



『 お う え ん す る よ
  い つ だ っ て 〜
  と な り が い い よ
  か え っ て お い で 〜 !』


おぉ…なんか、可愛い

そう思い浸っていると競技実況の音声が入った


『さぁ!一つ目の競技は歌詞当てクイズです!紙には歌詞が書いてあるのでその曲のタイトルを前にいる先生に伝えてください!』


なるほど…

確かに…これ、知ってる…!


私は一番に先生の元へ駆け寄り、笑顔でこう答えた


A「わかりました!答えは…“おかえりらぶっ!”です!」

先生「正解」

A「よしっ!」


誰よりも先に答えを出し喜んでいたが、そんな時間私にはない

早く走って先へ進まなきゃ!

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設定タグ:すとぷり , 学園 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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Ayuna(プロフ) - お気に入り登録者60人突破 ありがとうございます⸜❤⸝ (2022年5月17日 7時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - わっふるのとっぴんぐさん» ありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ.ᐟ頑張りますね➰👊🏻✨ (2022年5月17日 7時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna(プロフ) - 璃々さん» 初コメありがとうございますっ.ᐟ.ᐟ璃々さんこんにちわっ!ありがとうございます~✨2章もドキドキ全開で頑張りますねっ👍🏻´-これからも更新頑張ります.ᐟ.ᐟ (2022年5月13日 23時) (レス) id: dc1d5bd2d6 (このIDを非表示/違反報告)
わっふるのとっぴんぐ(プロフ) - 第2章楽しみにしてます!頑張ってくださいね! (2022年5月13日 15時) (レス) @page50 id: b8d201f8af (このIDを非表示/違反報告)
璃々(プロフ) - 初コメ失礼します!第2章楽しみにしてますね!これからも更新頑張って下さい! (2022年5月10日 18時) (レス) @page50 id: f5ab9c39ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ayuna | 作成日時:2021年7月8日 17時

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