ドキドキ生徒会室 -第一章-【stpr】

第18話 ページ21

来週はいよいよ体育祭‼

今私達のクラスでは、その種目決めを行っています！


うーん…

何がいいかなぁ〜

走るのニガテだからどれもやだなぁ…

やっぱり1番迷惑かけなさそうな障害物走に
しようかなぁ〜

これだけは足の速さの勝負じゃないからね

(走るの遅いって言うのはナイショ)


先生「じゃ、どれがいいか手を挙げろー
　 集計取るからなぁ」


先生が黒板の前に立ち、集計を取り始める


先生「200メートル走がいい人ー」

ジェル「はーい、俺200メートルがいい〜」


そう言って手を挙げるジェルくん

クラスの人も何人か手を挙げていて
すんなりと決まった


へぇ、珍しいこともあるんだな〜


先生「じゃ、次50メートル走は？」

ころん「はーい！僕50メートルがいい‼」

今度はころんくんが手を挙げる

そして、こちらもすんなりと決まった


先生「お、すごいな。じゃ、残ってる人が
　 障害物競走だな」


よかった〜

また女子と争いになるんじゃないかと、
ヒヤヒヤしたよ…


先生「じゃ次は学年競技の方を決めたいと
　 思います。」


あ、こっちがやばい気がする…


先生「うちの学年は二人三脚だからペア作ってくれ
　 もちろん男女ペアでなー」


先生がそう言った瞬間、女子はみんな
ころんくんかジェルくんの周りに集まった

そして…


女子全員「ジェルくん(ころんくん)！
　 私とペアになってくださいっ！


うわ…

怖…

女子の目がガチだ…


こ「僕、一緒にやりたい人がいるんだよね〜」

ジ「あ、俺もいるで〜」


い、嫌な予感…


女子「…っだ、誰ですか…？」

女の子がそう言うと、2人で顔を見合わせてから
満面の笑みで…

ころん&ジェル「「せーのっ、Aちゃん！」」


息をピッタリ揃えて私の名前を言う


っで、ですよねぇ〜！泣)


やはり、女子の視線は私に向き、凄い気迫で睨まれた


うぅ…

私悪くなーい！！

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