ドキドキ生徒会室 -第一章-【stpr】

第13話 ページ16

さとみ「俺だけど？」


生徒会室のドアが開くと大人組3人が立っていた


お、オーラが凄い…


A「お疲れ様です…！
　 さとみ先輩、猫好きなんですか…⁉」


私は嬉しさのあまりソファーから立ち上がって先輩の元に駆けつけた


なーくん「ちなみに俺はキリンが好き」

ジェル「俺は鹿が✨」


………


。。。


えーっと？



ななジェルの総ツッコミについていけない…


さとみ「え、えーっと、家で猫3匹飼ってる
　 くらい好きかな…」


先輩も苦笑してるし…


さっきまでななジェルいなかったのに、よくるぅころと同じボケだったなぁ

仲良しだから、考えてる事も同じなのか？


A「3匹も飼ってるんですか⁉」

さとみ「ひな、みみ、シャルって名前」


さとみ先輩は、指を下りながら順番に数える


A「いいなぁ…羨ましいです…
　 うちは家族皆、猫好きなんですけど
　 ［忙しくてちゃんとお世話できないからダメ］
　 って…」

さとみ「…じゃあさ、今日皆、俺ん家来ない？」

A「え⁉」


突然のお誘いに思わず声が出る


さとみ「猫好きなんでしょ？
　 俺の猫に会わせてあげる」

A「…っホントですか⁉✨やったぁぁ〜！」

なーくん「待って〜！Aちゃん！
　 俺もホントは猫めちゃくちゃ好きだから!
　 俺も一緒にさとちゃん家行きたぁい〜泣)」


そう言って、ななもり先輩はさとみ先輩に縋り付く


もう1人の猫好きはななもり先輩だったのか…


さとみ「だめ！なーくんはまた今度ね！」

なーくん「なんでぇ〜…」


ん…？



…“皆”で行くんじゃないの…？


さとみ「てことで、仕事終わったら一緒に行こ」


A「あ…はい…。？」


さっき皆って言ってたよね…？

あれ、聞き間違いかな…？

どーしよう…

OKしちゃったんですけど…


るぅと「よし！じゃあ、会議を始めますか！」


会議…


A「あの…！」


ジェル「Aちゃん、どーしたん？」

A「えーっと、会議って何について
　 話し合うんですか…？」

るぅと「今日は、今度の体育祭についてです！」


とても楽しみなのか、ニコニコ笑顔で返答をしてくれる


A「体育祭…って、もしかして
　 生徒会が主催なんですか⁉」

ころん「そう、だから今日から体育祭の準備が大変
　 なんだよね〜だるっ…」


るぅと「取り敢えず、会議を始めましょ！」

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