【小説】バカ部！！

第24話 ページ25

今屋上には



ジュース片手の人が溢れ帰る




そんな中、ステージ上でアナウンスする青葉は


とても目立つ






そんなメンバーを見上げる俺、設楽時雨は婦人に話しかけられた




「ちょっと、貴女。この部活の生徒さん？」





堅苦しく俗物そうな婦人は


密度の薄い屋上の端まで俺を誘導し口を開いた




「私の息子がこの部活に入りたいって言うのだけれど
　全く信用できないわ。どんな活動をどんな理由で行っているのかしら？」




ペラペラと上から良く動く口に対抗心が沸いた





「えぇ、この部活では高校生活での思い出を作ると同時に
　主にコミュニケーション力や、発想力といった点を大きくい育成していくのが目的です
　町内のボランティアや行事の参加____________といったところです」



先程の青葉を見上げるポカーンとした、半開きの表情とは打って代わり



ながらるように繰り出された詳細に
婦人は納得しように相槌を打った







「またライブ後に、詳細な説明がありますので。是非最後まで見ていって下さいね」



詳細この上ない説明にこう加えると




ステージ前の熱狂的な人だかりに紛れた

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