そんな！ ページ31
「にしてもA、少し雰囲気変わったなぁ」
「そう？前より髪がのびたからかな？」
私の髪は一年間、切らなかったから肩にかかる程度の長さになっていた
「悪くねえな」
「似合ってるぞぉ！」
「あ…ありがとう///」
そして二人は一年前より…色気が増していた
どうなってんの！？そのとどまる事を知らない色気は！
「でも…良かった〜この一年で二人とも、大きな怪我をしてなくて」
「オレが怪我をするわけねえだろ」
「ザンザスの言う通りだぁ。むしろ相手がカスばっかりで張り合いがねえくらいだ！」
「…流石です」
私の勉強に付きっ切りだったから、元の世界に戻った時ブランクの事とかを心配してたんだけど、その必要はなかったみたいだ
「ところでさ…」
二人が別れる前に私にした事…あのキスの事を聞く事にした
「一年前…私に、キッ、キスッ、したじゃん？あれって、どんな意味が込められてたの？」
しどろもどろだが、何とか口に出せた
『ああ、あれの事か…聞きたいのか？』
二人はもったいぶるように間をあけて、私をニヤッと笑いながら見つめた
その時の色気ときたらもう！ 当然、恥ずかしくなって視線に耐えられなくなった私は
「いや、いいの！気にしないで！今度聞くから！」
先送りにしてしまった
「ゔおおおい！A、お前がガキじゃなくなったら教えてやるぅ！」
スクアーロが笑いながらそう言った
…これはあれか？私はハメられたのか？
その後も、笑いあったり、からかわれたりと私にとって幸せな時間を過ごしていたのだが
「ドカス、聞いておきたい事がある」
「ん？なに？」
「今回だって、オレ達はいつまでもいられるわけじゃねえ。その後はどうするつもりだ？」
「え！」
その後とは、二人がいなくなってしまった後の事だろう
「え…と」
「分かりやすく聞いてやる。てめえは、またオレ達をここに呼ぶのか？」
「それは…」
やっぱり、急に呼び出されれば迷惑だ
きっとその事を言ってるんだろう
それでも
「…たぶん」
ここで、やせ我慢してもきっと無駄だ
なら正直にい言ってしまった方が良い
「そうか」
ザンザスは間をおいて言った
「オイ、オレ達をここへ連れてきたカス。元の世界へ今すぐ帰らせろ」
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吉田 夕陽(プロフ) - めっちゃええ作品ですね！もう、なんか、世界観に入り浸って想像しながら読んでいると、ニヤニヤが止まりませんでした！神作ありがとうございます！！ (5月28日 21時) (
レス) @page34 id: ab26c36e5b (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - ゆうさん！ありがとうございます！そう言ってもらえて、とても嬉しいです (2019年12月22日 8時) (レス) id: 2959e30a52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - えー！めっちゃいい作品じゃないですか！泣きました (2019年12月20日 21時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
風来坊(プロフ) - ログインできました！よかったらコメントお願いします (2019年11月21日 19時) (レス) id: 2959e30a52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来坊 | 作成日時：2019年11月14日 17時
