○_ ページ21
次の日、脇が送っていく予定だったが迎えのハイヤーが来た。
12時過ぎに事務所へお迎えが来て、メンバー揃って見送ったが、Aは不安そうに笑いながら車へ乗り込んだ。
銀太「うわー…黒塗りの高級車や…。」
脇「社長、場所わかっとるよね？」
社長「もちろん。ドレスコードあるとこやけん、全員スーツに着替えて。」
まる「え！？俺らも行ってへーきなん？」
ふぉい「俺らにもお迎え来ると？(笑)」
社長「迎えは来ないけん、勝手に行く。(笑)別室待機。それは向こうも承知しとる、てかその条件飲んでくれんとAに会わせんって言ったばい。」
さすが社長！とメンバーは急いでスーツに着替えた。高級料亭に行くとのことなので、Aはまず美容院で着物を借りることになるらしい。
銀太「Aの着物って見たこと無か！」
脇「成人式出とらんからなー…。」
まる「絶対、振袖もよう似合うと！」
ふぉい「今度企画でやろーよ、社長。Aの成人式！」
社長「いいねそれ。でも企画にせんでもいいけん、俺らだけが見れればそれで良か。」
たしかに、と頷くメンバー。Aは元カレから逃げるために1人先に上京しているので成人式には出席していない。毎年、成人式の報道を見るときに少し寂しそうな顔をすることを皆知っていた。
タクシーが止まって、踏み入れたのはさながら京都の高級旅館。東京銀座の隠れた名店だ。
まる「すげぇー…。」
銀太「普通に生きとったら来ること絶対無いばい(笑)」
通された部屋はAたちのいる隣の部屋だった。レペゼンメンバーの到着の方が早かったみたいで、座敷に座り待つこととなった。
脇「こんなカッチリすることないけん、緊張するわ。」
社長「俺らは待っとるだけやけん、緊張せんでもええやろ(笑)」
銀太「いやだって…、見て、すごない？この部屋やばない？」
隣の部屋から物音が聞こえ出した頃に5人への食事が運ばれてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛菜(プロフ) - こんにちは、愛菜と申します。お話楽しく拝見させて頂きました！！メンバーに溺愛されているﾋﾛｲﾝちゃん↑↑紆余曲折ありながら無事に帰ってきてくれて安心しました。スノボ話どうなるのかワクワクです！！！更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 16時) (
レス) id: e85f8e4afb (このIDを非表示/違反報告)
れむ - 更新再開楽しみに待ってました！！！めちゃくちゃ嬉しいです！更新頑張って下さい(^^) (2019年1月12日 11時) (レス) id: afbed7215f (このIDを非表示/違反報告)
わきた2円^∀^ - 始めから読ませてもらってます！とんでもなく面白いです！こんなに愛されてたら幸せですよね(笑)これからもがんばってくださいねぇー♪応援します！！！ (2018年12月14日 0時) (レス) id: 43136a3139 (このIDを非表示/違反報告)
たかはし - No,1から読んでます！めっちゃ面白いです！終わらないでほしいなぁ、、 (2018年11月4日 23時) (レス) id: 715a1e2f2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sei | 作成日時：2018年10月18日 9時
