○_ ページ17
ライブの打ち合わせのため、VAZの会議室を借りるのでVAZに向かっていた。脇と社長と銀太は現地集合。まるとふぉいとAが電車に乗り込むと、車内は通学途中や通勤中の人たちで溢れかえっていたがなんだかザワザワとしていた。
「…気のせいかもしれんけどさ。」
まる「うん、多分、気のせいじゃないとよ。」
ふぉい「…気のせいではないっちゃね。」
「見られとるね(笑)」
携帯をこちらに向けて写真を撮る人も多くいた。
ふぉい「次で降りてタクシーで行こ。ちょっと人多すぎるけん。」
まる「だね。」
声をかけてもらえれば快くファンサービスを行うA。盗撮されることにも慣れているのかそんなに気にはしていないが、明らかにAにカメラを向ける人が多かったのでふぉいとまるは不快に感じていた。
「声かけてくれれば一緒に撮るのになあ。」
まる「いまここでやったら大騒ぎになるけん、やめよ(笑)」
人混みを抜けて駅から出たが、そこはターミナルステーション。平日にもかかわらず、多くの人が駅の近くにいた。
ふぉい「人多いなー…。」
タクシーを待つ人たちの後ろに並ぶが、なかなか順番は来なそうだ。
気づけば3人の周りに人集りが出来ていて、Aは困った顔で笑いながらファンサービスに応えていた。
「間に合うかな？」
まるとふぉいの周りにもファンは沢山集まってきたが、Aは比べ物にならないくらいの人集りの真ん中にいた。どうにか抜けてきたAがこそっとふぉいに耳打ちする。
ふぉい「…ちょっと離れたところでタクシー拾おう。」
まる「だね、Aの周りすごいことになっとー(笑)」
ふぉいがAを抱き上げるとファンたちからキャーと黄色い歓声が上がる。
ふぉい「みんなありがとーね！」
まる「じゃあね〜！」
「わ、わ！ふぉい走らないで！怖いけん！」
ふぉい「だいじょーぶ、ちゃんと掴まっててな？」
少し脇道に逸れたところでタクシーに乗り込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛菜(プロフ) - こんにちは、愛菜と申します。お話楽しく拝見させて頂きました！！メンバーに溺愛されているﾋﾛｲﾝちゃん↑↑紆余曲折ありながら無事に帰ってきてくれて安心しました。スノボ話どうなるのかワクワクです！！！更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 16時) (
レス) id: e85f8e4afb (このIDを非表示/違反報告)
れむ - 更新再開楽しみに待ってました！！！めちゃくちゃ嬉しいです！更新頑張って下さい(^^) (2019年1月12日 11時) (レス) id: afbed7215f (このIDを非表示/違反報告)
わきた2円^∀^ - 始めから読ませてもらってます！とんでもなく面白いです！こんなに愛されてたら幸せですよね(笑)これからもがんばってくださいねぇー♪応援します！！！ (2018年12月14日 0時) (レス) id: 43136a3139 (このIDを非表示/違反報告)
たかはし - No,1から読んでます！めっちゃ面白いです！終わらないでほしいなぁ、、 (2018年11月4日 23時) (レス) id: 715a1e2f2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sei | 作成日時：2018年10月18日 9時
