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まえっさん「Aちゃん見つけたときに連絡しとったんよ。」
「まえっさん、ありがと。ヒカルくんも助けてくれてありがとう。」
ヒカル「ん、ええよ。」
脇に抱き抱えられたAの頭を撫でるとヒカルは柔らかく笑った。
レペゼンメンバーもヒカルがAのことを可愛がっていることは知っていたが、こんなにも優しい顔して笑うヒカルに少し驚いていた。
社長「じゃあA連れて帰るけん。ヒカルさん本当にありがとうございました。」
ヒカル「ちゃんと大事にしたってな。…いらないなら、もらってっちゃうで?」
ヒカルの一言にメンバーが止まる。いつもみたいな調子での軽口ではなく、ヒカルがあまりに真剣な顔をしていたからだ。
ふぉい「…絶対にやらん。」
銀太「ヒカルさん、それは笑えないっす。」
まる「だめです。」
脇「無理っす。」
思わず食い気味に返答するメンバー。社長が顔色を変えてヒカルの前に立った。
社長「…俺らの、ですから。」
ヒカルはふっと表情を崩すと、冗談、と言って笑った。
ヒカル「俺もAちゃんのこと大切に思っとる。なんかあったらたまには頼ってな?」
「うん。ヒカルくんありがと。」
ヒカルの家を後にして、タクシーに乗り込んだ車内は重い沈黙が流れていた。
助手席に社長。後部座席は、脇、A、まる。
ふぉいと銀太は別のタクシーに乗り込んだ。
「…ごめん、ね。」
社長「Aが謝ることなんて一つもなか。本当にごめん。」
脇「…嫌な思いさせて、ごめん。」
まる「ごめんな…。」
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愛菜(プロフ) - こんにちは、愛菜と申します。お話楽しく拝見させて頂きました!!メンバーに溺愛されているヒロインちゃん↑↑紆余曲折ありながら無事に帰ってきてくれて安心しました。スノボ話どうなるのかワクワクです!!!更新楽しみにしています。 (2019年1月30日 16時) (レス) id: e85f8e4afb (このIDを非表示/違反報告)
れむ - 更新再開楽しみに待ってました!!!めちゃくちゃ嬉しいです!更新頑張って下さい(^^) (2019年1月12日 11時) (レス) id: afbed7215f (このIDを非表示/違反報告)
わきた2円^∀^ - 始めから読ませてもらってます!とんでもなく面白いです!こんなに愛されてたら幸せですよね(笑)これからもがんばってくださいねぇー♪応援します!!! (2018年12月14日 0時) (レス) id: 43136a3139 (このIDを非表示/違反報告)
たかはし - No,1から読んでます!めっちゃ面白いです!終わらないでほしいなぁ、、 (2018年11月4日 23時) (レス) id: 715a1e2f2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sei | 作成日時:2018年10月18日 9時