Voyage (ページ24)

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【episode 4】4-1 ページ24

《にの、ヤンキーに絡まれる編》

和 side

和「よっしゃ」

この日、家で朝から仕事をしていた俺は、大きなエラーに追われることもなくいつもよりかなり早く終わらせることができた。

さて、これから何をしようか。

まあ考えたところでゲームしかないけど。

今はリーダーが自室にこもって絵を描いてるから、集中を妨げるのも良くないし、あまり大きな音は出すことはできない。

そんなことを思って愛用しているイヤホンを耳につけてお決まりのゲームを始めた。

別に音がなくてもゲームはできる。

でもゲームの世界は音も重要なんだ。

早速取り掛かったのはスマホでできるあのゲーム。

しばらく夢中になって進めていると、、、

ピコン。

スマホに一件の通知。

いきなり鳴った通知音をイヤホンで直にくらってビックリした。

和「もう…毎回びっくりするんだけど。通知が今からきますよっていう通知があればいいのに。」

一旦ゲームを中断して通知を確認。

和「あれ。潤くんからだ…」

そこ書いてあったのは

「和。今日夜ご飯食べにこない？多分今日はみんな帰り遅いし、リーダーだって多分夜遅くまで籠もって絵書いてるでしょ。良かったらこいよ。待ってる！」

という内容。

う～ん、、、

どうしようかな、、

和「行きたいけど電車やだなぁ。

でもやっぱ潤くんのとこのハンバーグたべたい…

…でもなぁ、、

あ、ご飯はきっと奢ってもらえるから、その浮いたお金でタクシーに乗ればいいのか！」

我ながらナイスアイディアだな

なんて思って返信を打ち始める。

和「分かった。６時半くらいにそっちに向かいます..っと。」

それまでの時間はゲームをして過ごした。

時間はあっという間に過ぎてしまう。

しばらくして時計を見ると思ったよりも進んでて。

少し焦って出かける準備を始めた。

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