11. 初め ページ11
ut「ちゃうんやAちゃん」
『大先生、さん、、
何が違うんですか？』
「気になったんや、それじゃあダメなん？」
緑色のパーカーの人が物陰から出てきた
いや、全然気づかなかったんだけど。
この人は確か、
運動神経が抜群なゾム君、だっけ
「ほんの出来心なんや、気ぃ悪くしたらごめんな」
この子はロボロ君で合ってるのかな
女子たちが騒いでるだけだからわかんないけど多分合ってそうだからいいか。
『気になった、ってのは
私そこまで関わりないと思うんですけど』
sha「女嫌いのコネシマが自分から関わろうとする女は初めてやから」
kn「すまんA、
別に悪いやつやと思わんかったし
こいつらと仲良くなればちょっとは変わるかなって思ったんや」
『仲良くしたら、
いや、私なんかが仲良くしちゃダメだと思います』
gr「ほう、それはどういうことか詳しく説明してもらおうじゃないか」
tn「話すなら生徒会室使ったらええんやない？」
rb「せや、こんな所で長居して風邪ひいたらシャレにならんもんな」
ut「じゃ、行こっかAちゃん」
いや、話が進み過ぎてて着いていけないんですけど
___
os「Aちゃん、ちょっといいめう？」
断念して生徒会室に行こうと決めた時、
後ろから声をかけられた
『ちょっとだけ、ですよ』
os「ごめんみんな、ちょっと遅れるめう」
この人と一対一で話すなんて何年ぶりだろうか
kn「できるだけ、早く終わらせてな」
嫉妬するような、泣きそうな
そんな声で言われてしまえば早く終わらす以外の選択肢なんて私にはなくて
やっぱり私は弱いんだと、そう自覚して悲しくなったのはここだけの話。
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あおな(プロフ) - 桃風味の水さん» コメントありがとうございます！！面白いだなんて嬉しいです。笑 更新頑張ります！！ (2020年1月15日 4時) (
レス) id: c66ea83edc (このIDを非表示/違反報告)
桃風味の水(プロフ) - 面白いですね！更新楽しみにしてます！(*^^) (2020年1月14日 21時) (レス) id: 05d8028f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおな | 作成日時：2020年1月14日 20時
