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92. ページ42
「松田!田中警部が呼んでたぞ...って、なんで喫煙所の隣でタバコ吸ってんだ?」
陣平さんの同僚らしい人が話しかけてきた。
傍から見ればおかしいだろう。
喫煙所の隣でタバコを吸う人なんてなかなかいない。
「こいつがいるからだよ。喫煙所入ったら世話できねえだろ。」
「ふーん...その子、妹か?」
「んなわけねえだろ。」
知り合い、と答えてタバコの吸殻を灰皿に押し付けた。
「呼ばれてっからそろそろ行くわ。お前、ホテルとかとってんの?」
『はい、近場のところの。』
「...ならいい。気を付けろよ。」
じゃあな、と言葉を残して、同僚と共に去っていった。
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作者名:hjnPRvuDEVdasep | 作成日時:2022年10月17日 22時