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67. ページ17
｢あ、Aちゃん！｣
『...やっぱりいた。』
｢知り合いですか？｣
『まあそんなとこ。』
そう言って空いている席に座った。
当たり前のごとく萩原さんが隣に座ってくる。
「この子後輩？めっちゃ可愛いじゃん！｣
｢...ありがとうございます。｣
多分、だが。
この子は萩原さんのことが苦手だろう。
要するにチャラ男が苦手。
『萩原さん、残念でしたね？』
そう嘲笑うように言う。
すると、少し目を見開いたが、笑ってこう答えた。
｢...俺はまだ諦めてないぜ？｣
このときはまだ、考えることなんてなかった。
萩原さんが恋をするなんて。
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作者名：hjnPRvuDEVdasep | 作成日時：2022年10月17日 22時
