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煉獄さんの用事ってなんだろ




炎の呼吸かぁ…



私にも出来るのかな






『早く行って準備運動でも済ましとこ!』









_______にしても遠い




私達の屋敷自体 煉獄さんの屋敷から離れてる


私達の屋敷からも少し遠いあの場所からって考えると頭が痛くなる…







『これも鍛錬!!がんばろう!!
強くなって冨岡さんの継子に相応しくなるように!!』









冨「時透は…俺の継子にはなれない…」









『…え、とみ…おかさん…』









どうしてここに?






それよりも





なんでなんでなんで?


こんなに頑張ってるのに



まだ足りないの?



何がいけないの?




わたしが霞の呼吸を使うから?




【時透】の姓を持つから?








『ど、どうしてですか…?』






怖い

答えを聞くのが怖い


素質が無いって言われたらどうしよう


嫌いって言われたらどうしよう









冨「時透は冨岡になるんだ」









『…え?』









冨「冨岡は早いか…まだ時透でいい」







え、どういうこと?
理解が追いつかないよ







『えっ…と、冨岡じゃないから継子に成れないってことですか?』









冨「いや、違うんだ…






こい」








バッと両手を広げる冨岡さん






こい?

来い?


冨岡さんに抱擁しろとッ!?







『え、え?…??』







冨岡さんが何を考えてるか全く分からない







冨「俺は時透の思いを受け止める義務がある…らしい



だから受け止める」







そう言って抱擁してくる冨岡さん








未だに何がしたいのか理解は出来ないけど






冨岡さんに抱擁されるとひどく落ち着く






『…いい匂い…』





冨岡さんの胸に額を押し付ける




離れたくなくて



ずっとこうして居たくて



無意識に冨岡さんの背に手を回す







冨「…?走ったのだが臭くないか?」






『はいッ…って…』




私と冨岡さんの身長差は20cmあるかないか

その為か冨岡さんは私の顔を覗き込むように見る

私は見上げる形で冨岡さんを見る




すると必然的に2人の顔は近くなる訳で…









『うわぁぁあ』








叫びながら再び冨岡さんの胸へと頭突きする





冨「…!?」←苦痛に歪む顔









冨岡さんの顔…あんな近くで初めて見た…


あぁ!もう!!煉獄さんが変なこと言うから!!



先程見た冨岡さんの顔が頭から離れない













綺麗な顔









してたなぁ



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sei(プロフ) - 叉羽さん» 叉羽さんコメントありがとうございます(*´罒`*)伊黒さん!!絡ませたいんですけど口調が...上手くネチネチを出せるか心配なんです!!←柱で出てきてないの伊黒さんだけですもんね...頑張ってみます!!ありがとうごさいます! (2019年9月6日 18時) (レス) id: 79d34fe51b (このIDを非表示/違反報告)
叉羽 - 伊黒さんと絡ませてほすぃー! (2019年9月6日 17時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sei | 作成日時:2019年9月4日 23時

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