せっかく転生したので情報屋始めました【ヒロアカ】

情報9 ページ9

オールマイトside



_______職員室にて





根｢いやぁ〜！今年の受験生は逸材ばっかりだね！｣





教師全員でモニターを見る




…確かに今年の受験生はレベルが違う

個人的には緑谷少年を見ていたかったが

教師としてそれは出来ない

他の生徒にも目をやる



オ｢…ん？｣



私だけじゃない

他の先生方も首を傾げてた


視界に映るは1人の少女


彼女か仮想ヴィランに何かを呼びかけたと思ったら刹那仮想ヴィランが大きな音を立てて崩れ去った








______まるで何かに殴られたかのように







ピッと誰かが画面を静止する


相｢根津校長…彼女は？｣


どうやら相澤君のようだ



根｢彼女はね！幻視Aさ！訳あって中学には通っていないらしい！｣


相｢義務教育の放棄？例えそれが親の都合だとしても合理性に欠ける奴だな｣



義務教育である中学を卒業していない？
それなのにこの雄英を受けたのか…


オ｢失礼。彼女の筆記の点数をお聞きしても？｣



根｢ああ！彼女の筆記は満点さ！中学に通ってないなんて嘘みたいだね！｣



相｢こいつの個性は？｣




根｢彼女の個性は幻覚。見せる幻覚は攻撃も可能なようだよ！さっきのそれは彼女の個性だろうね！｣




相｢ありがとうございます｣






幻覚…。
攻撃も出来るのか…



オ｢良い個性じゃないか！｣




根｢ただね、問題があって｣





オ｢問題とは？｣





根｢彼女の名前、個性、それ以外は全て謎なんだ｣









根｢卒業中学の欄には親の都合により卒業無



その親の名前の欄は空白




現住所こそ書いてあるもののその場所には建物1つ無い更地だった｣






オ｢いくらなんでもそれは…彼女がヴィランのスパイという可能性は？｣




相｢ヴィランでももっと上手くやりますよ｣




根｢彼女はあまりにも謎に包まれている。と、いうことで既に手は打ってある！｣







相｢…ロクですか？｣






ロク…私も何度か利用したことがある。
私以外にも多くのプロヒーローが利用したことがあるだろう。
噂によるとヴィランも利用しているとか

女か男かすらも謎
会った人が言うには《ひょっとこ》らしい


だが、ロクの情報は恐ろしいほど的確だ





根｢ロクに頼めば情報くらい集まるだろう！


彼女の合否はロクの情報を受け取り次第考えることにするよ！｣









幻視A…


一体何者なんだ？

情報10→←情報8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す