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「....もしm［もしもしじゃないし今どこにいんの］...」
私に喋る隙も与えずに聞いてくるめちゃめちゃキレてるであろうテンの声。
「わかんない、」
TN ［はぁ...そういうとこ、ほんとだめだよ］
「....ごめん、」
テンの言葉にまた泣きそうになりながら謝る事しかできない
「ねえテン、嫌いって言ってごめん。ごめんね、本当は嫌いなんて一度も思ってないし私が悪かったの、また一緒に話したいし私テンが大好きだよ、だから無視されるの辛いよテン、テン....っ」
恥ずかしさも忘れてスマホを握りしめ、ぼろぼろと泣きながら言いたい事を全部言った。すると数分もしないうちに前から誰かもの凄い勢いで走ってくる。
TN「はぁ、はぁ...っA！！！」
ばっと勢いよく抱き締めてくれるテンの匂いと体温に安心しきってしまい、そのまま号泣した。
「うぅ゛、テン、」
TN「はぁ、もう本当バカなんだけど。どれだけ心配したと思ってるの？」
「ごめん、っごめんねえ、涙」
TN「.....ん、俺も、無視してごめん。」
「ううん私が悪いの、もう二度と言わないから、」
TN「うん、もういいよ仲直りしよ。A身体すごい冷えてる。」
そういうとジャンパーを着させてくれるテンにまた抱き着いた。
「ずっと寂しかった、」
TN「うん、ごめん」
「悲しかった」
TN「うん、ごめんね」
「大好き」
TN「俺もだよAが好き」
なんて恋人みたいな会話を交わしながら手を繋いで家まで送ってもらった。
TN「...絶対風邪引くから、ちゃんと身体あっためて寝て。分かった？」
「うん、する、ちゃんとねる、」
TN「練習、また一緒にやろ。待ってるから。」
「うん、うん、する。好き」
TN「ん、じゃあまたね。」
優しく頭を撫でてから手を振って小走りで帰って行くテン。
やっと謝れたし仲直りできた。ベッドに飛び込めば安堵と泣きつかれから睡魔がドッと押し寄せてくる
明日からまたテンと一緒に笑える。べったりして離してやんないんだから。
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作者名：のちゅにむ | 作成日時：2022年1月24日 15時
