朱雀奏 ページ17
奏side
最近、Aと会えない
会う約束をすれば、その日にバレエのレッスンが入ったり、英語のレッスンが入ったり
僕に予定が入ってしまって、会えない
誠一郎も考えてくれればいいのに…
そんな期間がずっと続いて、とうとう補習テストの日
今日のテストが終わればAに勉強を教えることもなくなる。テストが始まる前に会いたい…
奏「あ！」
神様は僕にチャンスをくれた
自主勉強をするAがいた
奏「Aっ…」
誠「奏」
奏「誠一郎…どうしてここにいるんだ？」
誠「お父様がおかえりだ。家に帰るぞ」
奏「で、でも…！」
誠「お父様が早急に話したいことがあるらしい」
奏「そんな…」
誠一郎に言われ、僕は家に帰ることにした
父「おぉ〜！奏〜！大きくなったな〜」
奏「父上。お久しぶりです。話とはなんですか？」
父「あぁ！その前にまず僕の初恋の話から始めようか？」
父上の初恋の話は終わり、本題に入る
父が話したい内容とは、初恋の人の娘を幸せにして欲しいとのことだった
父「なぁ？奏。お前ならやってくれるよな？」
でも、僕には…
奏「すみません。父上。それはできません」
父「な、なぜだ！！」
奏「僕には今、目が離せない人がいます」
父「な、なんと…」
奏「今はその人を幸せにしたいんです」
父「……」
父上の信頼を失ってもいい。僕はA以外の女性を幸せにしたいとは思わない
父「…素晴らしい…素晴らしいぞ奏！」
奏「え？」
父「これこそ！僕が育てたかった王子だ！
よくぞ言った！奏。しかたない、果音さんのことは違う人に頼むことにする」
奏「父上…！」
父「その人を幸せにしてあげなさい」
奏「…感謝します」
時計を見るとちょうど補習テストが終わる時刻だった
今から車を飛ばせば…！
奏「父上！僕はこれで失礼します！」
僕は部屋を飛び出して、すぐに車へと走った
誠「奏！英語の先生がお着きだぞ？どこに行く！」
奏「ごめん、誠一郎！今日はサボる！」
誠「な、なんだと！？奏！」
奏「僕にとっては英語より大事なんだ！」
誠「おい！奏！行くな！」
誠一郎の声も無視して、僕は車に飛び乗った
まだ…まだいてくれ！
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雪乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 京極 竜ページ10のここの部分 一向に上を向かず、泣き続いてる俺の大事な女 これ正しくは泣き続けているではないんでしょうか？ (2019年4月23日 22時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
LDH LOVE(プロフ) - 京極尊人の嫉妬とpinkが見たいです！ (2019年3月31日 23時) (レス) id: e90258cff7 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 天堂光輝くんのの嫉妬が見たいです (2019年3月31日 8時) (レス) id: 637364dd61 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 天堂光輝のpinkお願いします！ (2019年3月31日 5時) (レス) id: 3303885e1d (このIDを非表示/違反報告)
MAI(プロフ) - 京極竜のpink系と京極尊人の嫉妬が見たいです！ (2019年3月31日 2時) (レス) id: 3e873db44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあさの
| 作成日時：2019年3月17日 11時
