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私はそらるさんの家でお風呂に入れてもらっている。なんて安直なんだろう。
その反面…嬉しすぎている。
何分か湯船の中に浸かってお風呂から上がった。
上がったら綺麗に服が畳まれておりそれを着たらとても大きかった。
「…もしかしてそらるさんの服?」
いや、いや、まさかまさか。
私はお風呂場から出るとそらるさんが居る場所に向かった。
「そらるさ〜ん」
そらる「お、上がっ……予想以上にデカイネ」
「やっぱこれそらるさんのですか!?」
そらる「そうだよ、だって服持ってきてなかっかでしょ?」
「…そうだった」
そらる「明日洗濯して返すね」
「えぇ!?洗濯まで!?いいですよ、気にしないでいいですよ!?」
そらる「敬語抜けないねww洗濯して返すよ。
その方がいいし」
「ありがたい……尊敬します」
そらる「そこまでwwじゃあ、俺お風呂入ってくるから先寝てていいよ」
「わ、わわわわかった!!」
そらる「うん〜」
なんて夢を見ているんだろうか。
あのずっとずっと大好きだったそらるさんの家に居るなんて…泊まれるなんて……
なんて最高な人生だ。
「大好きですよ……そらるさん」
多分この感情は今までとは違うのかもしれない。
今までのは…憧れ、そしてリスナーとしての好き。
でもこの感情は……ガチの恋愛感情…かもしれないのだ。
ずっとそういう事を考えていたら眠くなってしまった。
欠伸を一つして私は意識を手放した。
《お前は俺のモノだよな…?》
《誰にも渡さない》
《俺から離れて行くお前が憎い!!》
《もっとだ!!もっと苦しんでくれよ!!》
その傷は直ぐに治る様な軽いものではなく、一生ココロに残る重度な傷になった。
「……助けて、そ、らるさ…ん」
そらる「!?」
この寝言が彼に聞こえていたとは思わなかった。
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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2023年3月19日 14時) (レス) @page50 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - ぬこさん» はいっ!! (2018年9月23日 16時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 遅くなってすいません!今から拝見しますね!楽しみで仕方がないです!!では! (2018年9月23日 16時) (レス) id: 4fbcbbbe7e (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - ぬこさん» ご期待に添えられていたのか…が心配でなりません (2018年9月22日 18時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - ぬこさん» 新作出だしてみたんですが…ぬこさんのご期待に添えられたかは分かりません!!なんかリクエストくれたのにはありがたいのですが (2018年9月22日 18時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チェスト | 作成日時:2018年8月23日 11時