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「他に方法があるはずだ。犠牲を出さずともこの国を変える方法が。
松陽先生もきっとそれを望ん＿＿＿＿」
＿＿＿＿キヒヒ、桂だァ
＿＿＿＿ホントに桂だァ〜
「は、」
「天人！？」
船のヘリに座った高杉はニヤリと怪し気な笑みを浮かべた。
「ヅラ、聞いたぜ。お前さん、以前銀時と一緒にあの春雨相手にやらかしたらしーじゃねーか。
俺ァねぇ。連中と手ェ組んで後盾を得られねーか苦戦してたんだが、おかげで上手くことが運びそうだ。
お前たちの首を手土産になァ。」
「高杉ィィィィィ！！」
エッ待って聞いてないんだけど。
「言ったはずだ。
俺ァただ壊すだけだ。この腐った世界を」
んな中二臭いセリフはどーだっていいんだよ！
「おいヅラぁ！てめー何やらかしてんだ聞いてねーぞ！」
「ヅラじゃない桂だ！俺だって聞いてない！」
「そっちじゃねー前に坂田と春雨に喧嘩売った方！
お前マジで何してんの！？ねェ馬鹿なの！？」
「いやだって転生郷が…」
「春雨の船潰した侍2名ってお前らだったんかィィィ！」
「チッ」
桂と背中合わせになり、春雨の連中を次々と斬っていく。
が、この大勢の人数、キリがない。
「おめーら目障りなんだけど。とっとと死んでくんね？」
「どけ。俺は今虫の居所が悪いんだ。」
すると向こうから「桂さん！Aさん！」と呼ぶ声が。
うさぎちゃんやメガネ君にエリザベス、体中から血を流した坂田と………あとお宅ら誰？？
「桂、知らない人が多いんだけど」
「こんなところで人見知りを発動するな！」
んぇぇ…そんなこと言われても。
「……よォ、ヅラ。どーしたその頭、失恋でもしたか？」
「だまれイメチェンだ。
貴様こそどうしたそのナリは。爆撃でもされたか？」
「だまれイメチェンだ。」
「どんなイメチェンだ。」
思わずツッコむと二人分の目がこちらを向く。
「お前も黙っていなくなりやがって。ホウレンソウきちんとしねー性格にイメチェンされてんじゃねーの。」
「全くだ。貴様も素直ではない性格にイメチェンしているではないか」
「黙っとけやコレは元々の性格だ！！」
イメチェンがなんだかわからなくなっただろ！
私達が騒ぎ立てている間に攘夷党やうさぎちゃんたちは撤退の計画を立てる。
私達はザシュッと敵を切り裂いた。
「いいか、よく聞け。」
「退路は俺たちが守る」
「いけ」
「いけェ！！あの三人の首を取れェェ！！」
血の気盛んな天人は、一斉にこちらに襲いかかった。
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通行人N(プロフ) - 謬見さん» コメントありがとうございます(_ _;)毎週土曜日更新の予定です。Twitterで更新したらお知らせしていますので、ぜひそちらも✨これからも頑張りますのでまた感想をお聞かせ下さいね！ (2022年11月20日 16時) (
レス) @page17 id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
謬見(プロフ) - 面白くて一気読みしちゃいました(*´꒳`*)更新待ってます！！ (2022年11月19日 21時) (レス) id: 9ecb800a6a (このIDを非表示/違反報告)
通行人N(プロフ) - 鬼魂さん» コメントありがとうございます(_ _;)そう言っていただけてとても嬉しいです✨これからも更新頑張りますので宜しくお願いします。 (2022年11月14日 15時) (レス) id: 39adec4ff4 (このIDを非表示/違反報告)
鬼魂 - とても面白いです！更新頑張って下さいｯ!楽しみに待ってます！！ (2022年11月13日 16時) (レス) id: ce3cc772d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：通行人N | 作成日時：2022年10月1日 10時
