９色 SNkj ページ43
緑side
今日は、雑誌の撮影があって。
楽屋にもだいたいメンバーが集まってる。
あとは、佐久間と康二と目黒か……族部屋(笑)
橙「おはよーございます！なあ、皆見て！」
現れたのは康二で。なんかすごくウキウキ？してる感じがする。
紫「何よ。」
橙「あんなぁ、」
桃「おはよーっす！」
黒「おはようございます。」
あ、揃った。
桃「ん？何でそんな集まってんの？」
「康二が見せたいものがあるって言うから。」
桃「なになに？」
結局全員で康二の周りに。
で、康二が出したものが、
赤「お菓子？」
橙「うんっ！」
黄「なんでまた。」
橙「これすごいんよ！」
と言って、ケースを開けて出てきたのが、
白「わぁっ！」
青「へぇ、すげぇな。」
黒「俺たちの色だ。」
９色の、マカロン。
上には、粉砂糖かな？うっすら雪が降ったみたいに白くなっている。
橙「これなぁ、"Snow Dream"っていう
名前やってん！」
白「Snow Dream？」
橙「そう！それでな、こんなんがあるんよ。」
差し出してきた、１枚の紙。
紫「どれどれ。」
"
Dear…
様々なきらめきをもつ雪の結晶たち。
高貴で大人な、紫。
可愛らしく優しい、桃。
爽やかな信頼の、青。
強さと情熱の、赤。
希望と幸福の、黄。
癒しと安心の、緑。
明るく温かな、橙。
自信と洗練さの、黒。
純粋で新しい、白。
すべてが集まるとき、
きっと……夢は叶うと信じて。
"
黄「……まじか。」
橙「これすごない？
俺らみたいやんって思って買うてもうた！」
まるで俺たちのことを指しているような。
俺たちのために作られたかのような。
桃「すげぇ！よく見つけたな康二！」
赤「うん、今度そのお店教えて。」
青「こんなことってあるんだな。」
黒「すごいね康二くん。」
紫「偶然にしても、できすぎじゃね？」
黄「まぁいいんじゃない？あったんだし。」
白「なんかキラキラして見えてきた！」
橙「あはっ！皆で食べましょっ！」
康二から手渡されるメンバーカラーのそれ。
「食べるのもったいない気がしちゃうね。」
橙「せやねぇ。でも、夢叶えたいやん！」
「確かに。じゃあ、やっぱりいただかなきゃ。」
かけがえのない、９色の存在。
この小さなお菓子にも願いを込めて。
夢を１つ１つ叶えていけますように。
fin
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めめこじ好物 - ちゃいさんの小説最高です！そして胸に刺さるものばかりで毎日読んでます。お忙しいとは思いますが、頑張って下さい！ (2020年1月16日 22時) (
レス) id: c96a15eab3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mitsu0321さん» ありがとうございます！読んでいただけて嬉しいです！少しずつ更新していきますので、お暇な時にでもよろしくお願い致します。 (2019年10月18日 22時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - なすさん» 遅くなってしまい、申し訳ありません！めめこじとのことですが、設定などのご希望はございますか？よろしければ教えていただけると嬉しいです！ (2019年10月18日 22時) (レス) id: 3fb2dd4ba2 (このIDを非表示/違反報告)
mitsu0321(プロフ) - 最近なべこじにハマり、拝見させて頂いてます〜！いつも素敵なお話をありがとうございます！これからも楽しみにしてます♪ (2019年10月15日 22時) (レス) id: 69c6188f58 (このIDを非表示/違反報告)
なす - めめこじ書いてほしいです！ (2019年10月14日 7時) (レス) id: b7037150e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年10月2日 7時
