愛してるよ橙くん４ (ページ17)

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初恋は　nbkj ページ17

なこんりぃさん、ちーcatさんリク

※一般人設定です。
　紫桃青赤黄緑→高２
　橙黒→高１
　ラウちゃんは、今回は出てきません。

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青side

「好きです。付き合ってください。」

「ごめん、興味ないから。」

まただ。また今日も。
好きとか、付き合うって、何？

赤「今日も大変だね。」

「別にいいんだけどさ。俺付き合うとかわかん
　ねぇ。」

桃「彼女いない歴=年齢だもんね。そんな人が
　何でモテるのか。」

「うるせぇなぁ。」

紫「翔太まじで好きな人できたことないわけ？」

黄「あ、それ俺も気になる。」

「ねぇよ。まず、好きって何？」

緑「うーん……特別だって思うこと？」

紫「そうだなぁ。その人だけ感じるものが
　あって、一緒にいたいって思えば、好き
　ってことなんじゃね？まぁ、人それぞれ
　だけどな。」

「ふーん。じゃ、俺やっぱないわ。お前らは、
　お互いにそう思ってるわけね。」

そう。

ふっかと照、佐久間と阿部ちゃんは付き合っていて。

涼太も、付き合ってる人がいる。

まぁ、俺にはよくわからないけど、幸せそうだし、いいと思う。

赤「翔太もそのうち、わかると思うよ。」

「そうかな。」

そんなこんなで、あっという間に昼は過ぎていって、部活の時間。

俺たちは皆バスケ部なんだけど、佐久間と阿部ちゃんはマネージャーで。

今日もいつも通りの練習になるかと思ってたんだけど。

黒「お疲れ様です。」

紫「おお～目黒お疲れ。ん？そっちは？」

黒「入部希望です。ほら、康二。」

橙「えっと……こんにちは。むかいこうじです。
　大阪から、来ました。入部、したくて…」

目が合わない。人見知り？

紫「あ、そうなんだ。転校生ってこと？」

黒「そうです。K高でやってたみたいなんで、
　たぶん、けっこううまいと思います。」

黄「え、K高から来たの？名門じゃん。」

驚いた、全国でも上位に入ってくる名門校。
そこでやってたって、相当じゃね？

赤「バッシュは？持ってきてる？」

橙「あ……はぃ…」

「じゃあ、もう入っちゃえば？」

橙「え、」

桃「そうだね！入部届け、持ってるの？」

橙「持って……ます。」

桃「じゃあちょうだい！俺、先生んとこ持って
　行くから。」

黒「ほら、康二出しなよ。」

橙「あ…うんっ………お願い、します。」

これが、俺の生活を大きく変える、きっかけ。