愛してるよ橙くん４ (ページ11)

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＊所有　iwkj……※ ページ11

※裏表現ありです。閲覧ご注意ください。

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黄side

たまたまやったくじで、まさかの特賞を出して。

俺、もってんな。

けっこういい旅館の宿泊チケット。

予定を合わせられそうだったから、もちろん康二を誘って。

だって、ねぇ。

こういうときは恋人と一緒がいいでしょ。

橙「わぁっ、すごい！ひかるくんっ、見て！
　めっちゃ綺麗。」

部屋の窓から見えるのは、華やかな秋の景色。

「うん、すげぇな。」

橙「ねっ、ホンマに泊まってええんかなぁ？
　すごすぎてちょっとびっくりや。」

「いいんだよ。康二、あっちに露天風呂ある
　らしいよ？」

そう、部屋に付いてる露天風呂。

これが、俺の楽しみで。

橙「おおっ、ホンマや！すごい！」

本当にいい反応するな、こいつ。

だから、目が離せなくなるんだろうか。

「入る？時間も時間だし。」

橙「せやね！入りたい！」

さて、楽しませてもらいますか。

橙「……ちょっとっ！……」

「なに？」

橙「なに？……やないっ……あっ…」

え、何してるかって？

ちゃんと風呂入ってるよ。

橙「やっ……ぁか、ん……ってぇ………」

愛し合いながらね。

絶景に、可愛い恋人。

最高だね。

目の前には、綺麗な体。

いつもと違う状況だからか、ちょっと敏感になってるな。

橙「…んっ……んぅっ……ぁあっ…」

「こうじ、もっと………感じてよ。」

橙「……あっ……ひかっ……る…くんっ……」

あー……………好きだ。

康二はちょっと感じすぎて、よくわからなくなっちゃってるみたいだけど。

俺にいじられて、ぷっくりとしている胸の飾りに触れながら、抱き寄せて。

ドクドクと脈打つ、こいつが生きてる証の場所に、

思いを込めて、口づけを。

橙「……わっ！……ひかるくん！」

「んー？なに？」

橙「これっ！」

指差すのは、胸に咲く………赤い華。

「……ああ。」

橙「これっ！ちょっと服ズレたら見えてまう
　やんっ。」

「まぁ、見えるようにつけたからね。」

橙「っ、なんでよっ…」

「ん？……印。」

橙「しるし？」

「そう。俺のものっていうね。」

橙「なっ！？////」

おーおー、真っ赤だ。

可愛い可愛い。

こいつに好意を寄せるやつは多い。

だからもっと、皆にわかってもらわないと。

康二、お前は

俺のものだって言うことをね。