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15話 ページ17

渚side


「んー...」

コップに粉を入れて、お湯を注いで完成!と言う簡単な紅茶を飲む。
家事も一先ず終わってスマホをいじっていたが、暇になってきたので充電を切る。

何をしようか、なんて思い立ち上がるとガタッと物音が。


「えっ?何...幽霊?」

なんておふざけで言ってみる。立ち上がった時の物音だろう。
周りを見渡しても、特に何も無い。部屋も掃除していて綺麗だ。

コンコン。窓からそう聞こえた。

「ちょ、えっ...怖いんだけど...」


なんだか怖くなって、テレビのリモコンに手を伸ばす。

テレビをつければ、音が聞こえて少し安心した。


が、その安心感も束の間。バタンと扉が閉まった音がした。
テレビの音か?なんて思いテレビの画面を見れば、テレビの画面の映るのは商店街に居る芸能人。

扉の音なんか聞こえる訳では無いのだ。


「...無理、むりむりむり...ねぇ何なのもう本当無理だから止めて」

そう言う私の声も震えている。
恐怖心でいっぱいの私は毛布にくるまる。

それでも終わらない怪奇現象。


眠ってしまいたい、そう思って目を瞑るが中々眠気は来ない。


「お願い緑...!早く帰って来て...!!」

毛布の中でそう祈願する。








「渚ちゃーん、ただいま〜」
「緑っ!?緑ぃぃぃぃ!!怖かったぁぁぁぁ...!!」

「おわっ、どうしたの渚ちゃん」

ガチャリ、なんて玄関の方から男がして目を瞑ると緑の声が。
私は玄関へと全速力で走り、緑にぎゅっと抱き着く。

「今日は緑と寝るからっ...!!」

「良いけど...本当にどうしたの渚ちゃん...?」


不思議そうに言う緑を更に強く抱き締めた。

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(プロフ) - レーナ(アンテファン)さん» 申し訳ありません、この一週間の間他の作品の更新などを用事の合間を縫ってしていたのでこちらまで行き届きませんでした。できれば今日中に更新できればと思います。この作品を他の作品の中から見つけていただきありがとうございます (2020年10月26日 17時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(アンテファン) - なぜ続きないノダ私応援するから続き出してぇ!!あなた様の作品をやっとみつけられたのにいいい(だいぶ自己中) (2020年10月26日 17時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメントありがとうございます!(感謝の意を込めて連れ戻す) (2020年9月9日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - あ゛っ…(好き過ぎて昇天中) (2020年9月9日 18時) (レス) id: 06fca141db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 猫大好きさん» コメントありがとうございます!最高だなんて褒め言葉、私達にはもったいないくらいです……! (2020年8月23日 18時) (レス) id: a6ebdaa998 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緑蛙&ナギ x他2人 | 作者ホームページ:ない…です!  
作成日時:2020年3月4日 12時

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