梟乃末路 ページ5
「ごめんなさいごめんなさい！！！もう鶏肉食べません！！！魚も食べませーん！！！」
そう叫びながら走って逃げるケースケくん。不覚にも笑ってしまった。だって面白かったから…
四人で走って逃げてたけど、とうとう壁に追い詰められた！
「フフフ…」
フクロウはにやりと笑っている。
すると、天野ちゃんはジバニャンのアークを取り出した。妖怪ウォッチエルダに差し込み、回す。
「召喚！私の友達、出てこいジバニャン！」
アークをかざし、腕を上にあげると、天野ちゃんの影から妖怪が出てきた。『ライト』のジバニャンだ。
天野ちゃんは続けてコマさんもライトサイドで召喚した。こちらも、エルダが『ライト』と言っていた為、『ライト』なのだろう。
「ていうか、なんでライトサイド？」
と、アキノリ。
「あ…何となく…」
「ライトサイドなめんニャ！」
とジバニャン。すると、魚が尾びれでジバニャンを吹っ飛ばした！
「ジバニャン！」
「いってぇな…この野郎！」
ジバニャンは自らの腹巻きに潜り、『シャドウ』サイドになった。コマさんも同じく、シャドウサイドの姿になる。
二匹が勇敢にゾンビをぶっとばしているうちに、ケースケくんが天野ちゃんに訊いた。
「ねぇ、ミッチーは呼ばないの？」
「ミッチー？… あ、忘れてた。」
「それ本人聞いたら泣きますよ？あ、Aさん申し遅れました。私、ウィスパーと申します。」
と白い物体、じゃなくてウィスパー。
「じゃ、じゃあ一応呼んでみようか…
召喚！私の友達、出てこいミッチー！」
でも、応答なし。
「あれ？召喚できない。」
「そういえば…朱雀との戦いでやられちゃったんでした。」
「あ、そうだった…」
「だからそれ本人聞いたら泣きますよ？」
朱雀？朱雀って、四聖獣の…
「ああ、Aさんは知らないのか。
トウマのなくした物を探してもらうために祈り山って所に行って、朱雀の力を貸してもらって、ここに探し物があるって分かったの。」
「ふーん…そうなのか」
なんかよく分かんないとこもあるから、あとで話を詳しく聞こうかな。
そうこうしている内に、ジバニャン達はゾンビを全部やっつけたみたいだ。
「クッ…ふっ、まだまだ。私には、これがある！」
そう言ってフクロウが取り出したのは…(フドウ雷鳴剣ではないか！あれは月波の子の探しものか？)
もう！ あなたは出てこないでってば！
でも、フクロウはあれをどうする気なのだろうか…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スプラMOMIZI(プロフ) - ポンズイさん» コメントありがとうございます！忙しいためたまにしか更新できませんが頑張ります(^^) (2019年6月27日 7時) (
レス) id: e49f68cb2e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - この作品を読ませて頂きました！本当に面白いです！！これからも更新頑張って下さい！！更新楽しみです！！（＾ν＾） (2019年6月25日 19時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - 真利奈さん» コメントありがとうございます！フクロウいいですよね…かっこいい… これからもよろしくお願いします（＾◇＾） (2018年8月10日 8時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
真利奈 - 私、フクロウが好きなので生きていて良かったです！とても面白い作品なのでこれからも更新するのを頑張って下さい！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: a3edb60187 (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！なんなんでしょうねあの方ねぇ、これからもよろしくお願いします(^∀°) (2018年8月9日 12時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
