越したところ ページ3
私は、さくら元町に越した。通う学校は、私服で通っていい学校だ。その為か、おしゃれな人が多い。
父親と職員室に向かい、先生に挨拶をした後教室に向かう。挨拶したら父は仕事のため職場に向かった。
担任の先生は先に教室に入り、転入生が来るという旨の言葉を生徒達に伝え、私に教室に入るよう行ってきた。
私は静かに教室に入り、自己紹介をする。
「えーと… 渡月 Aです。よろしく。」
よろしくー、と返してくれる皆の声を聞いたとき、なんだか平凡そうなクラスで少し安心した。が、そうでもなさそうだった。
「えー、渡月さんの席は…」
「おーいA！こっちこっちー」
「…あそこだね」
馴れ馴れしい、と思いつつその少年を見ると、…彼の後ろに白い犬？この学校、まさかペットOKなの！？
とりあえず有星、と呼ばれたその少年の隣の席に座る。
「俺は有星アキノリ！よろしくな！」
「渡月A、こちらこそ」
会話はそれで終わりだった。後ろの犬が気になる以外は、特に何もなかった。でも、何だか彼の事が気になって、家に遊びにいってみた。
「えへ、特に何も無いけど…今日は俺の友達も来てるんだ！」
「そうなんだ」
アキノリは自分の部屋(といっても離れみたいな所)のドアを開けた。すると、女の子が一人、その子に似た少し年下っぽい男の子が一人。それと、整った顔の少年が一人。
「紹介するよ、ナツメにトウマ、ケースケだ！」
「私は天野ナツメ、こっちは弟のケースケ。」
「僕は月波トウマ。よろしく。えーっと…」
「私は渡月A。突然来てしまってごめんなさい」
「いいって！な？それより、折角だからAも妖怪探偵団に入るか！？」
「…妖怪探偵団？」
「世の中には困っている人がたくさんいる。それを解決するのが、俺たち妖怪探偵団なんだ！」
なんか楽しそうだけど…具体的に何をやるかよく分からないので、とりあえず様子見かな？
「んー…考えとく。」
「そっか。俺たちこれから出かけるんだ、一緒に行こうぜ！」
「どこに行くの？」
「シーサイドモールだ！トウマが大事なものをなくしちゃってさ、そこにあるかもしれないんだ！」
シーサイドモール…？
「私も行く」
今、これから起こることが一瞬で頭を通りすぎた。(
あーもう、出てこないでってば…
「よっし！そうと決まれば出発だぁ！」
アキノリは大喜びで部屋を飛び出していった。
私達も慌てて後を追った。
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スプラMOMIZI(プロフ) - ポンズイさん» コメントありがとうございます！忙しいためたまにしか更新できませんが頑張ります(^^) (2019年6月27日 7時) (
レス) id: e49f68cb2e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - この作品を読ませて頂きました！本当に面白いです！！これからも更新頑張って下さい！！更新楽しみです！！（＾ν＾） (2019年6月25日 19時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - 真利奈さん» コメントありがとうございます！フクロウいいですよね…かっこいい… これからもよろしくお願いします（＾◇＾） (2018年8月10日 8時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
真利奈 - 私、フクロウが好きなので生きていて良かったです！とても面白い作品なのでこれからも更新するのを頑張って下さい！ (2018年8月9日 23時) (レス) id: a3edb60187 (このIDを非表示/違反報告)
スプラMOMIZI(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！なんなんでしょうねあの方ねぇ、これからもよろしくお願いします(^∀°) (2018年8月9日 12時) (レス) id: 747e2b3768 (このIDを非表示/違反報告)
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