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それからのんちゃんとは、ショッピングモールに行って洋服を見たり、ペットショップに入って子犬をかわいいね〜なんて言いながら見つめたり、来週に迫った合同誕生日会の話を進めたりした。
そろそろ夕食の時間かなぁなんて思っていると
突然のんちゃんがこう言った。
「なぁ、A!お願いがあるんやけど」
「なに?」
「俺、今日ケーキ食べたいねん!」
「ケーキ?」
「そ!ええかな?」
「いいけど・・・」
どうして急に?なんて思っていると、
ふと今日の日付が思い浮かんだ。
7月30日・・・
「のんちゃん!!」
「ん?」
「ごめん、今日って!
のんちゃんの誕生日じゃん」
「あ、やっと思い出した?
ずーっと気づいてくれへんままかと思った」
「えええ、ほんとごめん
まじでごめん。申し訳ない」
「ええよ!気づいてくれたし」
「私なんにも用意してなかった。ごめん。
ケーキ奢らせて?」
「ん、じゃあお言葉に甘えて」
夕食は、パスタが食べたいと言うのんちゃんと一緒にこの間ふみちゃんと行ったイタリアンに行くことにした。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年10月28日 18時