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｢そういえばさ、三上くんとは仲良くしてるの？｣
｢は？三上？｣
大毅は眉をひそめると、
そのまま黙り込んでしまった。
｢え？あれ？･･･大毅？｣
｢ん？｣
｢同じサッカー部だよね？｣
｢ん、あぁ、そうやなぁ。
明るいし、ええやつなんちゃう？｣
｢そうなんだ｣
俺はよう知らんけど、と言った。
大毅のツンとした物言いに、
モヤモヤとした感情が胸に広がる。
この時はまだ仲良くなかったんだ。
じゃあ、2人が仲良くなったのって
いつからなんだろう。
聞いてはいけないことを聞いてしまったのかな。
｢なぁ、今日俺ん家でテスト勉強するやろ？｣
｢え？｣
｢昨日から言うてたやん｣
｢あぁ、そっか！そうだったね！｣
｢なんなんほんまに！
今日のA変やで？｣
｢そんなことないよ｣
曖昧に笑ってごまかした。
もしかして、と思ったが
これ以上は何も言わないことにした。
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作者名：ひろか | 作成日時：2019年11月30日 19時
