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仕事を済ませ、あみからの食事の誘いも断って定時に会社を出た。
私の慌てぶりに皆びっくりしていたけれど、
それどころではない。
とにかく早く家に帰って、夢の続きを見なければ。
コンビニで夜ごはんを買ってきて、
家のレンジで温める。
結婚式の招待状が目に入ったが、
これもまた明日考えればいい。
寝る準備まですべてを済ませると、
時計は22時をまわったばかりだった。
仕事の疲れからか、すぐに睡魔が襲ってくる。
目を閉じたら、夢の世界に落ちていった。
「あ、来れたんだ」
「え?なにが?」
時計を見ると、どうやら昼休みらしい。
教室で女の子のグループで固まって話している最中だったのか、
私の横にいた女の子が不思議そうな顔をしている。
「あぁ、ごめん。ちょっとトイレ行ってくる」
「いってらー」
教室を見回してみたけれど、大毅の姿はなかった。
校舎の中を歩き回る。
ここに通っていたのも、もう10年くらい前だから記憶も曖昧だ。
それにしても、どこにいるんだろう。
下駄箱の近くまで来ると、声が聞こえてきた。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年11月30日 19時