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小さい頃からずっと一緒だった。
出会ったのは3歳とか4歳くらいの時。
同じマンションに引っ越してきた
関西からきた男の子は
お母さんの後ろに隠れながら
「ぼく、だいきいうねん」
なんて恥ずかしそうに自己紹介をした。
親同士もあっという間に仲良くなって、
家族ぐるみで出かけたり、旅行に行くこともあった。
小学生になっても、中学生になっても
ずっと傍にいた気がする。
高校までは一緒にいた。
でも、大学生になってからは
あまり会うことはなくなった気がする。
幼なじみというよりは、
同窓会でときどき会う同級生。
それくらい離れてしまった。
好きなんて思ったことはなかったと思う。
ただ、隣にいるのは居心地がいいなって
それだけだった。
だけど、今日仕事帰りに開けたポストに
入っていた結婚式の招待状を見て
深い谷底に落とされたような気持ちになった。
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作者名:ひろか | 作成日時:2019年11月30日 19時