Msグリーングラス ページ21
ドォンっと言う音がして私が着いたのはどこかのお店だった。
どこかしら…
スコーピウスが降ってくるのを思い出して私は慌てて暖炉から出た。
少し間があってまたすごい音がして大量の煤と共に落ちてきたのはスコーピウスだった。
「やあA。上手くいったみたいだね」
「よかったわ_______それにしてもここどこなの？」
「ここは漏れ鍋だよ。ロングボトム先生の奥さんがここの当主なんだ」
「ああ、薬草学のロングボトム先生」
すると一人のブロンドの女性がスコーピウスを見て声をかけている。
「あら、スコーピウス」
「あ、こんにちは、おばさん」
「どちら様？」
コソッと聞くと「ダフネおばさん。僕の母さんのお姉さんだ」とスコーピウスは教えてくれた。
ということは聖28一族のダフネ・グリーングラスか。
「また背が高くなったんじゃない？こんなにイケメンになって_______今度家に遊びに行くわ」
「ほんと？楽しみにしてる。でも父さんには先に言っておいてよ、父さんこの前おばさんがアポなしで来てビックリしてたから」
「あ〜、そうだったわね。あのドラコの顔ときたら」
ふふっ、とMsグリーングラスは上品に笑う。
そしてパッと私は彼女と目が合った。
「あら、そっちの子は…グラキエスのお嬢さん？」
知ってるのか。
「初めまして、A・グラキエスと申します。お目にかかれて光栄です、Msグリーングラス」
「初めまして。ダフネ・グリーングラスよ。スコーピウスのガールフレンド？」
「そうだよ、僕の大切なガールフレンドだ」
スコーピウスは私の手を繋いでにっこり微笑む。
顔に熱がさすのが分かる。
「若いっていいわね〜。ドラコとアストリアを思い出すわ。ドラコはこんな素直じゃなかったけど。なんせ不器用だったから。戸惑ってたわ〜」
ケラケラと笑ったMsグリーングラスを見るあたり、Mrマルフォイとは仲がいいようだ。
「これからデートなんでしょ？そろそろ行った方がいいわよ。もうすぐ私の賑やかな友達が_______ああ、遅かった」
漏れ鍋の扉が開いたと思えば今度はダークブラウンのボブヘアの女性が店に入ってきた。
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ななや(プロフ) - ゆいさん» 返信遅くなり申し訳ありません！ありがとうございます！少し忙しい日々が続いてしまい更新を止めてしまいましたがまた少しづつ頑張ります！コメントありがとうございました♩ (12月15日 10時) (
レス) @page23 id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 更新楽しみにして (2023年7月25日 21時) (レス) id: 18e5113618 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - むぎちゃさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りでございます(*´艸`) (2023年6月9日 6時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
むぎちゃ - ちょちょちょっと！扉絵良すぎません！？ (2023年6月8日 23時) (レス) @page7 id: 7872d75835 (このIDを非表示/違反報告)
ななや(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます(^^♪日課にして下さりありがとうございます！頑張りますね！ (2023年6月6日 6時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななや | 作成日時：2023年6月4日 20時
