検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:83,448 hit

不思議… ページ27

あれから数日が経ち…
夏休みも近付いていた…

A (幸兄ちゃんもいなくなる日が
近付いてるってことなのかな…)

勝手にそう思ってるだけなのにこれが現実に
なるんじゃないかって頭から離れなくて
あまり寝れないでいた…

A「……はぁっ…」

慶五「なーに深いため息しとんねん。」

A「わぁっ!汗」

風に当たっていたかった私は久しぶりに屋上に来て
ボーッとしてたら慶五が隣にいてビックリした…

慶五「失恋でもしたか?笑」

A「全然違います。笑」

慶五「つまんねーの。」

A「慶五ってさ…何で私がいつも
何かに悩んでると現れてくんの…?」

ほんと…『狙ってるんじゃないか』って思うくらい
タイミングよくこの人来るんだよね…苦笑

慶五「人の不幸が好きやから…
それに反応して来るんやろうな?笑」

A「うざっ。」

慶五「それでもお前の話聞いてやって
ちょっとは手助けしとるやろーが?!
この間神山と仲直りさせたの誰やっけ? あぁ?怒」

A「はいはい、村上慶五さんです。
あの時はどーもありがとうごさいました。(棒読み)」

慶五「腹立つわぁ〜…」

A「学校くらいでしか一人で考える時間ないのに
慶五が来ちゃったら呑気に考えられないじゃん?」

慶五「あぁ〜そ〜かよぉ〜
ほなもう二度と相談乗ってやらんわぁ〜
自分で考えて解決しぃ〜頑張りやぁ〜。」

A「あぁ! 拗ねないでよ!笑
冗談だってば、冗談っ!笑」

慶五「別に誰も拗ねてへんわっ!怒」

A「はいはい。笑」

慶五「……で、今回は何に悩んでんねん。」

A「幸兄ちゃんのこと…笑
本当のこと知らないから悩んでも意味ないけど…」

慶五「幸兄ちゃん? あれか?
ここの学園でWESTの執事しとるって奴…」

A「そう。笑 もしかしたら…
幸兄ちゃん…いなくなっちゃうかも…」

慶五「そりゃありえるかもなぁ〜…
『執事』言うても長くやる人はおらんし。」

A「執事辞めた人って…その後何するの…?」

慶五「俺の家におった奴は結婚して家庭持ったり
新しく見つけた自分の夢に向かってる奴とかおる。」

A「そうなんだ…」

慶五「今でも会いに来るで。笑
結婚した奴は奥さんと子供連れて遊びに来るし
夢に向かっとる奴は『今はこうして頑張ってます』
って報告しに来たりするな。笑」

A「会いに来ない人っていた…?」

慶五「まぁな。執事を辞めたことを変な責任抱えて
来れん奴もおったりするで。」

A「そっか…」

正直…→←お礼…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
254人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふーか。(プロフ) - すごく良かったのでこのお話更新待ってます! (2019年11月2日 6時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RainboWEST | 作成日時:2019年10月25日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。