知らない気持ち… ページ23
とうとう父に会う日が来た…
本当は家に来るはずだったけど
みんなが『暇だからここにいる』
……とか下手な嘘をついてくるから
外で会うことになった…。
父「……A…」
A「……久しぶり…」
父「そうだな…笑」
久しぶりに会う父は何も変わってなかった…。
ただ…私を見る目が変わってた…。
父「……元気そうだな…？笑
どうだ…淳太くんたちとの生活は…」
A「楽しいよ…みんな優しいから…」
父「そうか…それならよかった…」
A「……お母さんは…？」
父「母さんは…『Aに合わせる顔がない』って
言って台湾に残ったよ…」
A「……お母さんらしいね…笑」
父「そうだな…笑」
A「……何しに来たの…？」
父「……何処まで知ってるんだ…？」
A「……何処まで…幸兄ちゃんから
全部聞いたよ…隠してたこと全部…」
父「そうか…幸に会ったのか…」
A「……うん…」
父「……そうか…」
A「何で今まで黙ってたの…仕事のことや
お金持ちだってことや…何で？幸兄ちゃんは
『苦労させたくないからだろう』って言ったけど…」
父「……すまなかった…苦労させたくないのは
本当だ…今まで隠してきたのは…Aに
跡を継がせたくないからだ…」
A「……えっ…」
父「父さんは小さい時から『お前は跡継ぎだ』と
言われ続けて…毎日が苦しくて辛くて嫌だった…
自分に子供が出来たら…自分と同じ思いをさせると
思ったら…自分の代で終わらせようと思った…。」
A「……なんで…」
父「Aは私にとってずっと神に願ってた可愛い
一人娘だ…だからこそ…そんな子に私と同じ思いを
させたくない…Aには好きに生きてほしい…」
A「だったら…何で一人にしたの…
何で淳太くんたちのとこに置いてったの！」
父「仕事で台湾に行く…そう言ったけど…実は…
有沢家の先代である私の父に『帰って来い』と
呼び出されたんだ…。」
A「待って…おじいちゃんはっ…」
父「あぁ…亡くなったと言ったがそれは嘘だ。
父にもAが産まれたことはずっと伝えてない…
だから『帰って来い』と言われた時…Aを連れて
帰ったら巻き込まれると思った…お前を守りたくて
日本に置いていったんだ…」
普段この人は何を考えてるか知らなかったけど…
父がここまで考えてくれてたなんて知らなかった…
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RIN29111397(プロフ) - 照史くんがいいです！ (2020年8月2日 15時) (
レス) id: 07a6ed2f8b (このIDを非表示/違反報告)
March(プロフ) - 照史くんが良いです！！ 大きな身体で守りぬいて欲しいです！！ (2019年10月31日 6時) (レス) id: 16d6128e62 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 楽しくお話読ませてもらってます。照史くんとくっつくお話少ないですし、照史くんとくっついてほしいです! (2019年10月31日 2時) (レス) id: e8c11b4442 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - くっつくのは神ちゃんがいいです！ (2019年10月24日 21時) (レス) id: 3b040609eb (このIDを非表示/違反報告)
ののか - くっつくのは中間淳太くんか重岡大毅くんがいいです!! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 4a425055cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RainboWEST | 作成日時：2019年9月24日 1時
