【呪術廻戦】猫、始まりました

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「最終的に院内に掲示してあったプリントを見てたら文字が光ったような気がしたんだよね

で、それを組み合わせたら出来上がったってわけ」


私を含めた四人の頭の上に？が浮かんだと思う



「…何言ってんのよ」


「ごめん先生、それはちょっと分かんないかも…」


「その年で不思議ちゃんぶるのはやめた方がいいと思いますよ」


「だよね、僕もそう思うよ…」


途中まで真剣に考えてくれていた分、ちょっとガッカリした感じは否めないが


実際に"A"は私の名前で


人間が猫になるくらいだ、きっと本当に光ったんだと思う


ゴジョウ先生は三人から冷ややかな反応をされているが私だけは信じてあげよう


「でもさ、いい名前だと思わない？」


「俺好きだよ！なんかしっくりくる！」


「まぁ…その名前に罪はないしね」


「……A」


メグミ君が少し屈んで私の事を撫でてくれた


「ミャア(なぁに)」


「ちょっと！私の方が先に呼びたかったのに！」


「フハ！なんだかんだ言って釘崎も気に入ってるじゃん」


猫になって寂しさを感じる事もあるけど


ここのみんなの事をもう少し知りたいと思えた


「ほらほら、とりあえず中入るよ！」


「私の部屋で一緒に寝ましょうね〜A〜」


「あ！ずりぃ！俺 動物と一緒に寝るの夢なんだよ！」


「伏黒に玉犬出してもらえばいいじゃない、隣でしょ」


「絶対に嫌だ」


「順番にしようぜ！」


私の今日の寝床争奪戦に結局メグミ君も巻き込まれて


その様子をゴジョウ先生が優しそうな顔で見守ってて


良い人達に拾われたなあって




ちなみに今日はノバラちゃんの部屋で寝ることになりました



.
名前のくだりは全然別のエピソードを用意してたんですが
その方向で話を進めていくにつれ、コレジャナイ感が強くなりボツに、、
文字が光るってとんだ不思議ちゃんだぜ、、と思ったんですけど
わたし、ちっちゃい頃、四つ葉のクローバー光って見えてたんですよね、、
あっそんな目で見ないで！ほんとなんだもん！

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