平安のお友達 ページ3
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気がついたら知らない場所にいた
子供の頃幾度と経験したそれは成長するにつれ無くなり単なる迷子で知らないところに迷い込んだろうくらいに捉えていた
だから大人になった今
目が覚めたら雅な都が広がっていることに大変困惑しております
『ええ……ここどこ……』
酔っ払って神社に迷い込んだ?いや、なんか建物全部和風だしあと光が全然ない月でかいなおい
ビルもなんにもない。いや、京都は景観維持のために高さ制限とかあるけどそれにしたってなんにもない
平屋平屋平屋だ
映画のセット・・・にしては広すぎる
あと、私は普通に会社帰りだ。映画の撮影場所にいきなり迷い込むなんてありえないし
ガサッ
「おい、こんな所に女がいるぞ」
「おお、ほんとだ。しかも中々の上玉じゃねーか」
そしてここに来てまさかの武士?の登場
武士なのか?お役人さんか?時代劇なの?なんなの?
黙っていると男達は私の腕を掴んで連れ去ろうとした
ここできゃー!とかおやめ下さい!とか声が出ないあたり私に時代劇は似合わないらしい←気にするのそこでいいのか
どうしたもんかと男を見上げてると男の肩に見慣れた幽霊がくっつく
「ザンギョォォ…!!ミナ…ミナサァァァンンン!!ザンギョォォのオジカンデェェスス…………!!」
『あ、残業ちゃんだ』
よく部長の肩に乗っている幽霊(残業ちゃん:A命名)
もしやこの怪奇現象?は残業ちゃんの仕業では?
それか夢か?悪夢見せる系?
「何言ってんだこいつ?」
「恐怖で可笑しくなったか都合がいい………お、おいあれ!」
気色悪く笑っていた男たちの顔がサッと青くなる
「お、鬼だ!!」
「鬼が……」
ええ……鬼までいるの?残業ちゃん頑張りすぎじゃない??
グシャ……ドチャ……グチュグチュ
おお……突然のスプラッタシーン
宿儺「ほぉ……?これを見て泣き叫ばんとは肝の座った女だ」
ぐちゃぐちゃになった死体を持ち上げ口に入れた大男
え、腕四本もある
てか
『お腹壊しませんか?』
宿儺「・・・はっはは!!」
大男さんは大爆笑しだした
よく見たら顔二個あるし、腕四本ってバランスおかしない?いやある意味あってるのか?じゃあなんで脚は二本なんだよ
てかこの人(?)なんか見たことあるんだよなぁ
小さい頃田舎に住んでた時によく遊んでた
『すーくん?』
宿儺「あ"?」
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ねね(プロフ) - 友達申請お願いします!楽しみに更新待ってます‼︎ (1時間前) (レス) id: c2e8bc6d9a (このIDを非表示/違反報告)
カリフラワー - めっっっさ好きです!!!お話の更新楽しみにして生きていきます!!!! (9月23日 14時) (レス) @page34 id: aa5679d494 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり - やっっっっと見つけた!一番最初にみた夢小説!マジで神作品! (8月21日 17時) (レス) @page23 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 物凄く面白かったです!幸せな世界線で最高です! (8月19日 16時) (レス) id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 更新ありがとうございます!順平生きてる(´;ω;`)嬉しいです!あと照れてるの可愛すぎ😇 (8月18日 7時) (レス) @page34 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2022年3月8日 20時