今日も恋人と喧嘩する【ツイステ】

喧嘩日和37 ページ39

『そーいやもうすぐマジフト大会だね』



記憶喪失事件も無事に幕を下ろしボドゲ部でアズール相手にチェスの練習をするA




イデア「あー、あれね。イグニは安定して最下位だから」


アズール「僕の寮もですね。ああいうのは最下位でなければいいんですよ」


え？喧嘩売られてる？と笑うイデア



この二組の寮は万年最下位だ


一方のAの寮サバナクローは一位を守り続けていたがディアソムニアの"怪物"が現れていこうその座を奪われている



だからここ最近のサバナクローはピリついてはいるがマジフトに特に興味もなく寮生もピリついた雰囲気はAに見せないようにしているので大して気にしていなかった




『・・今年は優勝できたらいいかもね』



イデア「ふひ、そうですな愛しい恋人が喜ぶ姿が見えますからなーw」



Aはイデアがからかってくるのに照れながらうるさい！と声をあげる


ただの照れ隠しだから慣れているイデアも楽しそうに笑ってる


ただ一人を除いて



『アズール？どうしたの？』


イデアがからかう時いつも必ずアズールも何か口を挟むのに今日はしんと黙っている


その様子に心配になるA



アズール「今年のマジフト大会はどうするんですか？」


『ん？どうするって去年と同じように受付の手伝いするけど』



Aはマジフト大会に参加はできないしレオナのマジフト姿は見たいが照れて素直に応援なんてできないのでいつも受付の手伝いをしてるのだ


ちなみにマジフトの動画はノアを経由して手に入れている




アズール「・・他には何か」



『何かってなに？』


イデア「アズール氏？」



流石に様子がおかしいことにイデアも気づき声をかけるがアズールは少し考えた後なんでもないですと立ち上がった



アズール「僕は"仕事"があるのでこちらから失礼します」


そのままボドゲ部を出ていったアズールに二人は顔を見合わせて首を傾げる



まさかこの時アズールがレオナと契約していたなんて誰も思わなかった

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