【呪術廻戦】冷たかった彼氏が別れた途端に彼氏面してくるんだが？

・ ページ29

・夏油視点



Aは昔から淡白な性格だ



身内と身内以外の線引きが激しく


線を引いた外側へのものにはとことん冷たい


・・いや、冷たくしてるつもりはないらしく興味がないと言った方が正しい



私は1度そちら側になりかけたが今は復縁もして彼女の内側にいられる



だから




『週末中学の時の同級生とご飯食べてくる』


夏油「・・・そうか。分かったよ」



私ばかり嫉妬するのは仕方ないよね？


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夏油「無理耐えられない」


五条「じゃあ行かないでって言えばいいじゃん」

夏油「束縛してるって思われたくない」

五条「めんどくさ」




家入「めんどくさいのはお前らだ。ここはサボり場じゃない」


医務室を図体のデカい二人に占領された家入は機嫌が悪い



五条「ひどいわ硝子！傑子が泣いてるのよ！助けてあげるのが女の友情ってもんでしょ！」←


家入「その友情クーリングオフしていい？」←


五条「もう期限すぎてるからだめでーす」←




二人に相談したことが間違いだったと同期二人の顔を見てため息をつく夏油



五条「おいおい人の顔みてため息とは失礼じゃないか傑ちゃーん」


家入「というかお前はどうしたいんだ？言うだけ言ってみたら？」






夏油「・・・・Aに嫉妬されたい」



「「無理だな」」




夏油「・・・」




言ってみろと言ったのは君たちなのにと不服そうな顔をうかべる夏油


Aがここにいたらそんな夏油を見て可愛い！と思うだろうが二人にはそんなもの効かない




五条「あいつに嫉妬って感情があんのかも謎だわ」


家入「そーいやお前らが別れたなんだの揉めてる間も嫉妬系の話は聞かなかったな」



夏油の激重感情発覚前の二人の恋人関係はAの一方的なものに見えたにも関わらずAは全く嫉妬というものをしなかった



というか好きな人のやること全肯定botなのだ


夏油がモテようが声をかけられようがモテててすごいねと嫌味ゼロで言うような女はなのだ




五条「あいつもあいつでイカレてんだよな。身内に激甘だしこの前恋人のフリしてって冗談で頼んだらいいよーってゴリラが投げキッスしてるスタンプ送られてきたし」


夏油「は？何それ聞いてない」



恋人がいるやつに恋人のフリを頼むやつもおかしいしそれを二つ返事でOKするやつもおかしい



そして恋人のフリの承諾よりAからの投げキッススタンプにキレてる夏油もおかしい

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