お飾り17 ページ19
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僕がAを知ったのは高専に入る少し前
老人どもの無駄話という会合に連れられた時の事だ
同じようなことしか言わない同じような顔のやつらにあきて抜け出した時のこと
"それ"が目に入ったのは本当に偶然だった
「図々しいのよ！こんな所にまで着いてきて！」
「見初められるとでも思った？醜女のあんたにはありえないわ！」
若い女の怒鳴り声だった
腐ったこの世界では男尊女卑が激しくそれは虐げられる女たちの間でもそうであった
名家かどうか術式の有無見た目の良さ
何かと順位をつけ他者を貶める
そんな光景は珍しくもないのに
その女から目が離せなかった
『も、申し訳ございません。私はただ手伝いを命じられただけで、殿方の前に顔を出すことはないのでどうかご容赦ください』
地面に這いつくばり頭を下げる女
その女からは一切の呪力が感じなかった
この世界で呪力がないということは彼女の扱いにもうなずける
しばらく黙って見てると二人の女は土下座する女に何かを飲ませた
遠目からだったがその液体は赤く呪力が感知できた…………まさか
噂レベルだが呪力の呪力を取り込めば呪力を得ることができると信じてる馬鹿の家がある
「良かったわね？これであんたも」
五条「何してんの？」
生き血を飲んで気を失った女に更に水を浴びせようとした女の腕をとる
「さ、悟様！？」
「あ、あの、これは呪力も持たないやくたたずの躾でして」
馴れ馴れしい呼び方をされることに腹が立って睨むと女たちは直ぐに逃げていった
気を失った女を抱き上げ顔に張り付いた髪をはらう
五条「全然醜女じゃねーじゃん」
その後は女中に預け馬鹿の家に圧力をかけたがその後少女がどうなったかは知らない
せめて良い家に嫁いでいればいいと思ってたが
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『ナースやメイド服などは鉄板すぎるでしょうか？旦那様はどういったコスプレが好きかご存知ですか？』
まさか親友の嫁になってこんな形で親友の癖を知ることになるとは思わなかった
五条「何でも喜ぶんじゃない？まあ、夜がおざなりになってないようでいいことだけど」
『夜？いえ、私と旦那様はそういうことはしませんよ？』
五条「・・・は？」
『この前学生服を着たら喜ばれたので』
初夜まだなのにコスプレはさせてんの？あいつどんなハードプレイ楽しんでんだよ…
またひとつ誤解が生まれた
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ぱぴ子(プロフ) - お願いします続きくださいまじで最高です (10月16日 19時) (
レス) @page32 id: 7ff67b8293 (このIDを非表示/違反報告)
M - 続きが見たいです。お願いします (2022年12月30日 17時) (レス) @page32 id: 56a51bd1b3 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 拗らせ具合がほんとうに好みすぎます(@_@。ぜひ続きを！！！！！！ (2022年11月11日 11時) (レス) id: a7ebf70cf1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 続きが見たいです！！！！！！！！！(」ﾟ∀ﾟ)」ﾎｼｲｨｨｨｨｨｨｨｨｨ!! (2022年10月20日 2時) (レス) @page30 id: 4bbd9f6009 (このIDを非表示/違反報告)
菜央(プロフ) - ｯ続き…_:( _ ́ཫ`):_続きをｫｫ…お恵み下さいませ…( ´ཫ` )ｸﾞﾊｧ (2022年7月18日 20時) (レス) @page30 id: d61ef6835a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山茶花
| 作成日時：2021年7月2日 22時
