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生まれた時から生き方は決められていた



五条を支え五条の糧となり五条のために死んでいく


家に仕える家系に生まれたものの運命



そんな運命を嘆いたり一生逆らえない本家を恨んだり









なんてことはなかった




Aが自分の運命を知った時こう思った


矢面にたたずに安定して生きられる


深海家は影を好む


ひっそりと五条という光の影になることを一族全体が望んでいるのだ



なので



「悟に女の子の友達ができて嬉しいわ」


『奥様私は若様の側仕えです』


五条「は?なんだよこいつ」


六歳の時六眼と無下限の抱き合わせという光中の光、御三家の力バランスを覆すほどの天性を持って生まれた五条悟



Aは思った



当たりだ



この光にいれば私はずっと影の中にいれる


お家特有の婚約だったり跡目争い巻き込まれることも無い


だって圧倒的光がいるのだから




__________


東京都立呪術高等専門学校




(さて、若様はどちらに・・)



校門をまたぎしばらく校内を歩いたAは前にいる金髪の男子と黒髪のやたらと動きが大きい男子に視線がいく



七海「あの人、こんな下らないメモ渡してなんのつもりだ」


灰原「うわ!ち〇こじゃん!!なんで!!」



灰原うるさいと金髪の男子は黒髪の男子に注意をする



(なぜ突然男〇器の名前を大声で?)



騒ぐ二人の男子(騒いでるのは一人だけ)の手からメモが離れAの前におちる



それを拾い上げたAはメモを見て眉を寄せる


雑に棒と丸が二つ描かれた落書きが何を指すのか先程の黒髪の男子の言葉で分かったからだ



あと



(若様はまだこんなことを)



この絵は経験したことがある



灰原「うわ!めっちゃ美人!」

七海「おい、灰原。すみません」



初々しさを感じる彼らは一年生だろうか




『すみません。これを描いたくず・・・・クズの元へ案内してくださいますか?』



七海(強調して言い直した・・)


灰原「はい!!」





__



ガラッ



七海「失礼します五条先輩」


五条「お!七海じゃーん!メモみた?お前のを想像して描いてやったから有難くもらえよ!!」



だっははと高笑いをする五条



しかし


七海の後ろから現れた女を見た瞬間固まった




『相も変わらずお元気そうで何よりです若様』



五条「ふ、深海・・」



『さて、まずはこの愉快な落書きの説明から願えますか?』

・→←女中のお仕事



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すいさい - あ、あああああ、、、、めっちゃ好き、、、主さん天才すぎる、、、、 (8月11日 18時) (レス) @page36 id: fca39fd98f (このIDを非表示/違反報告)
KOHANA - 最高!大好き!らぶです!!! (7月27日 13時) (レス) @page9 id: 9c2ec6ca1c (このIDを非表示/違反報告)
RNA - ただ一言言わせて下さい。大好きです!!!!! (2022年11月21日 21時) (レス) @page36 id: 98f894640f (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 平和的で超面白くって、とにかく最高でした! (2022年3月22日 17時) (レス) @page36 id: e05da2b2a4 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - こんな面白いの久々だ。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page33 id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年5月24日 19時

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