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『若様』
五条「・・・」
『私は若様に話しかけているのですが』
五条「・・・」
灰原「あ!深海先輩!」
七海「お疲れ様です」
『お疲れ様です。灰原くん七海くん』
五条「ギロッ」
灰原「あれ?なんか五条先輩機嫌悪い?」
七海「灰原……。すみませんこれで失礼します」
五条に睨まれた二人は特に長居をする訳でもなくそそくさと去っていった
『若様。そうやって機嫌が悪いと態度に出すのはお控えください。』
五条「・・・」
『若様が思うより若様の言動や行動は周囲に影響を与えます』
五条「・・・」
『はぁ、今は何を言っても無駄のようですね。失礼します』
____________________
家入「え?まだ、口聞いてないの?」
夏油「悟も変なところ頑固だよね」
『ええ、素直に名前で呼んで欲しいと言えばいいのに』
Aの言葉に二人は顔を見合せ声を失う
『?』
夏油「き、気づいてたのかい?」
家入「いつから?」
『最初からですよ。何年若様の傍にいると思ってるんです?』
Aの天邪鬼な主人には困ったものですの言葉に二人の腹筋は崩壊した
夏油「ふっ、ふふっ、こうなると悟が哀れだね」
家入「気づいてるってどこまで?」
『私の気を引こうと多くの女性と付き合われたり、こっそり私を東京校に呼んだり、後は任務先で私が口説かれてないか補助監督に報告させてることとかですかね』
家入「全部じゃんw」
夏油「悟ご愁傷さまw」
『まあ、でも可愛い人ですよね』
また、二人顔を見合わせてふるふると震えた
家入「Aまさか…」
夏油「つまり、そういうことかい?」
『そういうことです』
二人は天井を見上げうわーと声を漏らす
家入「絶対フラれると思ったのに」
夏油「二人ともフラれるに賭けてたから無効じゃないかい?」
人の恋路で賭博してたのか
家入「両思いならもう付き合えば?」
『私は若様を告白もなく付き合えるなんて甘やかす気はありませんので』
夏油「へぇ?じゃあ、告白どれくらい待つの?」
『そうですね。10年経っても何も無ければほかの相手を探しますよ』
家入「・・・どっちもどっちか」
夏油「・・重さは同じようで安心したよ」
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すいさい - あ、あああああ、、、、めっちゃ好き、、、主さん天才すぎる、、、、 (8月11日 18時) (レス) @page36 id: fca39fd98f (このIDを非表示/違反報告)
KOHANA - 最高!大好き!らぶです!!! (7月27日 13時) (レス) @page9 id: 9c2ec6ca1c (このIDを非表示/違反報告)
RNA - ただ一言言わせて下さい。大好きです!!!!! (2022年11月21日 21時) (レス) @page36 id: 98f894640f (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 平和的で超面白くって、とにかく最高でした! (2022年3月22日 17時) (レス) @page36 id: e05da2b2a4 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - こんな面白いの久々だ。 (2022年1月10日 22時) (レス) @page33 id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山茶花 | 作成日時:2021年5月24日 19時