・ ページ9
『奇遇ですね悟さん』
五条「なんでお前がここに」
五条悟の手には二つ分のケーキの箱が
焦ってる様子から彼女にでも渡すのかな？
別に同期相手に隠さなくてもいいのに
あ、私婚約者か
『パフェを食べに来ました・・あ』
五条「は？」
1階フロアの壁には堂々とカップル限定特製パフェ♡とチラシが貼られている
『いや、えっと、これは』
いつもなら限定なので友人と来ましたとすらっと答えるのに目の前の男が特級呪霊も逃げ出すような殺気をだすから変に言い淀んでしまった
それがますます彼の顔を険しくさせ
夏油「Aやっぱりあそこで一人で待つのはきつ・・あ」
傑くんが降りてきたことで五条悟の顔面が崩壊した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あの、私もう食べたあとなんですけど』
五条「あ？」
『いえ、なんでもありません』
あの後五条悟は何故か傑くんにブチ切れ私はまた2階のイートインスペースでパフェを食べる派目になった
なんでもここのパフェは前から食べたかったらしい
彼女とでも来ればいいのに、あ、もしかして今日は彼女と来るためのリサーチとか？←この人婚約者です
五条「なんで傑と来たんだよ」
『先程も申し上げましたが硝子と予定が合わなくなったので代わりに傑くんと』
五条「俺は？」
『は？』
あまりの驚きに腑抜けた声が出てしまった
俺は？ってなんだ？何故五条悟を誘わなかったって意味か？
『・・甘いものが嫌いだと思っていたので』
五条「次からは俺を誘え」
次？
次があるのか
『かしこまりました』
同期の甘党は私だけだし都合がいいということかな
五条「その箱」
『え？』
私が下のフロアで買ったケーキの箱を顎で指す。いちいち偉そうだなと思うが今は飲み込もう
『お土産用ですよ』
五条「ふーん。それってお・・・同期とかに？」
同期？傑くんは一緒に来てたし硝子が甘いもの嫌いなの知らないのかな
『いえ、自分用とあとは黒に』
五条「はあ！？なんであいつに！」
うわ、だからイケメンは突然声出しちゃダメなんだって
店の子たちがすごい視線向けてるから
ただでさえさっきと違うイケメン連れててお前何様？的な視線を女子から感じるのに
『彼も甘党なので悟さんもその箱はお土産用ですよね？』
五条「え、ああそうこれはおま・・」
『尾間？』
五条「・・・・自分用に」
その量を？やべぇなこいつ←人のこと言えないぞ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2074人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろりん(プロフ) - 悟くん…拗らせすぎて面白すぎる…。🤭…本当に夢主ちゃんと結婚できるのだろうか？😳🍰 (2022年10月20日 9時) (
レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
福寿茶寮(プロフ) - 完結ですか？ (2021年10月18日 9時) (携帯から) (レス) id: 998ae028aa (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 悟くんそれ愛の監視でも何も無くストーカーでs…なんでもないです (2021年6月1日 22時) (レス) id: 74f12133a2 (このIDを非表示/違反報告)
世界一平凡な人の墓(プロフ) - 楽しく読ませていただきましたした！続きが楽しみです。がんばってください！ (2021年5月13日 22時) (レス) id: bfad570474 (このIDを非表示/違反報告)
英語嫌い - 鈍感な主人公ちゃん可愛い。 (2021年5月13日 6時) (レス) id: 3332f64b73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山茶花
| 作成日時：2021年5月11日 19時
